おばけたんご (マーガレットC)

  • 集英社 (1993年1月1日発売)
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感想 : 17
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本 ・本 (200ページ) / ISBN・EAN: 9784088480695

感想・レビュー・書評

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  • 小学生の時に親が持ってきて読んだ。大人になってから読みたくなり、本屋で探すも取り扱いなし。ネットでも新品が手に入らず、電子で購入。大人になってから読むとまた良い!陸朗はかっこいい!
    憧子と陸朗の幸せな未来も見てみたい。

  • 解釈をものすごく読者に委ねてるということかな、これは。

    バスケットボールとバスケットボールの間、
    そこの時間はきっとあれなんだよね、、、











    ぐっとくる・゜・(つД`)・゜・

  • 憧子(あこ)は、幼い許婚者、たんごを事故で亡くす。死んでしまった、たんごに見守られながらの、りくとの恋愛だとあこは思っていたが、りくに守られていた関係だったことに気づく。これは、たんごの成仏の物語なのかもな、と思った。

  • 幼馴染で親が決めた許婚同士の憧子と端午。
    ある日二人は憧子の父親の病院で一人の少年と出会う。
    憧子と少年は意気が合い、たちまち仲良くなる。
    それを側で見てヤキモチを焼いた端午は、少年の乗った車を追い越してくれと父親に頼む。
    無理な追い越しをした車は事故をまき起こし、二台の車の内生き残ったのは例の少年だけ。
    少年はやがて端午の家に養子として引き取られ、憧子の婚約者となる。

    不思議で胸キュンなお話。
    パラレルワールドとでもいうのかな・・・。
    あの時、ほんのちょっとした出来事が違ってたら違う世界が広がってたのに・・・。

    だけどいくらやり直しても、自分自身の心は変わらない限り肝心な所は変わらないのかもしれない。
    世界は違ってもやはりときめいてしまうんだ・・・。
    そんな事を思ったお話。

  • 死んでしまった幼なじみとの過去の懺悔を引きずり続けて、現実に向き合えない・恋愛が出来ない苦悩を描いた作品。くらもちふさこ作品の中では異色。恋愛漫画のようではあるが恋愛漫画ではない。この「魂」との交流というのは形を変え、何度となく描き続けているので、作者自身の中では永遠のテーマとしてとらえているのかもしれない。

  • 久々に読みました。端午が生きていたらという最後のシーン・・・やはり、ふたりは端午がいても出会う運命だったと言うことかな。想いあっていたとしても「たんごのかわり」「たんごのおかげ」という縛りはあったと思うけど、それとは関係なしに素直な気持ちで再会し、二人の仲を新たに構築してほしい。2011年9月3日。
    2012年10月30日再読。

  • こういう感覚を漫画にできるってすごいな。なにか呪文みたいにすがっちゃうときってある。

  • 本当に素晴らしいです。

    これ読むと少し切なくなります。

  • なんでこんなにまとまっているんだろう。
    くらもちふさこ独特の少女漫画の度肝を脱ぐ作品。

  • 構成も細かい設定も描写も、本当に素晴らしい。そして最後の結末はいろんな解釈ができる。悪く言えばモヤモヤする。物語の続編が読みたいと、切に思う作品。

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著者プロフィール

1972年デビュー。『おしゃべり階段』『いつもポケットにショパン』など少女マンガ史に残る名作を数多く発表。講談社漫画賞受賞作『天然コケッコー』は映画化もされた。長期連載『花に染む』が2016年に完結。

「2017年 『くらもちふさこ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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