- Amazon.co.jp ・マンガ (118ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088484143
感想・レビュー・書評
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マザーグースっぽい。
冒頭でマザーグースは出てくるんだけど
その歌じゃなくてこまどりの歌。
誰かが死んで
誰かが何かして
誰かが何かして
誰かが殺した みたいな。
住人がそれぞれにKの遺体の隠匿に関わっていて
その発端はミカヤなんだけど
ミカヤが犯人なのか、理由だったりの説明はない。
表題になってるけどKは遺体としてしか出てこない。
Gの昇天を読んだら自殺かなと思っちゃうんだよね。
Kの遺体と飛び降りたミカヤが落ちる絵が
髪が下向いて、顔が見える状態なんだけど
実際は違うと思う。
吊るされた男みたいな象徴として描いてるのかな。
飛び降り見たことないから正しいのかもしれないけど。。 -
感想を一言で表すと「螺旋」
Kなんてただの…よ。
で、最終的にモルクワァラの謎が残る。
何を象徴しているんだろう。
ってことで、最初の「螺旋」に戻る。
(購入) -
ついに発見されたKの遺体。そして暴かれる真犯人。動機は番外編で。
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楠本まきの作品でも1、2位を争うくらい好きな作品の下巻。
ヨーロッパの映画見てる気分になります。
彼女が線中毒だった時期の作品で、とにかく繊細で隙のない絵がさすがです。 -
ストーリー、キャラクター、すべてが計算し尽くされた世界。
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楠本まきの漫画。
『Kの葬列』の下巻。
ノイローゼに陥りそうなほどの線へのこだわりが見えて、とても線が美しい漫画。
話もミステリーで、登場人物も個性的で、そして閉鎖的な雰囲気で、フランス映画とかアングラ映画っぽいのがまたイイかんじ。
大好きなマンガ -
取り合えずキャラが、個性的でお洒落
サイドストーリーによって明かされる真実も美しいとわたしはおもふ -
漫画は一巻しか登録しないルールだけど是だけは別格。
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人形を作る女は言った。「多分私、Kを殺したのが誰か知ってると思うわ」
そしてエレベーターから発見されたKの死体。Kの死体を取り囲んで、互いに推測し合う住人達。ある者は発見し、ある者は隠し、ある者は目撃し、ある者は告発する。住人達を一巡りして最後に残ったのは―――!
Kの生前の姿を描いた「Gの昇天」「utero」「intro」も同時収録です。
一巻を問題編とするならば、ニ巻は解答編です。特に住人達が自分の持つ情報を駆使して推測し、推理する場面は見所。
と、同時にあれだけ耽美な世界観で、推理やらKとはどんな人物だったのか、登場人物達の語るKについて描いておきながらの最後の一言。
「Kなんてただの×××よ」がガツンと効きますねー。
全二巻、一気読みがオススメです。