- 本 ・マンガ (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088484341
感想・レビュー・書評
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老舗和菓子屋の三人娘の老舗への思いや日常。
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性格の異なる三姉妹のお話。私が一番好きなのは長女の雛!同じ母子家庭ってこともあって、連載時高校・大学生だった私はずいぶん感情移入して泣いてたっけ。大人になって読み返したら、あられもあられなりの苦労があるんだなぁ〜と、また別の側面が見えてきた。
そういえばこれを読んだ影響もあってか、高校の卒業旅行で京都に行ったな。もちろん老舗和菓子屋さんにも行ってきた。門の立派さに驚いたけど、店員さんは美人姉妹ではなかったです(笑)
遊知先生の作品のなかで一番好きだし、少女?漫画の中でもベスト3に入るくらいお気に入り。遊知先生は福家堂の連載中にどんどん絵柄を変えていったけど、私7巻くらいが一番好き。人物だけじゃなく、背景?の和風なイラストもやっぱりこの頃が一番好き。
■好きなキャラ
雛、あられ、ハナ、おかみさん、桧山さん、桧山さんのお母さん、健司、う〜んみんな好きだ。 -
遊知やよみ先生の作品で一番好き。450年続く老舗のお菓子屋に生まれた三姉妹のお話。
一見さんお断りの格式高いしきたり、重くのしかかる伝統、皮肉たっぷり京都弁。京都の雰囲気が味わえます。
三姉妹がそれぞれいい味。人間て決して、いい思い出だけで生きてきたわけじゃない。笑顔でも、その裏で自分の思いを消してたり。がさつでも、本当のことは言えなかったり。
性格の違う三人を、それぞれ丁寧に描いていて、あぁ人間てこうして形成されていくんだよな…としみじみ思った。最後は、ちょっと辛め。甘く終わらないのが人生なのだとおもうと、ちょっと寂しいけど納得。
就職、結婚、出産。人生の節目がくる度に、読み直したいとおもう作品。
ちなみに私は長女ですが、性格は完全にあられちゃんタイプ(笑) -
シリーズ全体の感想ですが…何回も、何回も読み直してしまうマンガ。
仲のいい三姉妹の、それぞれの立場ゆえの痛みと切なさと…。
でも、何度読んでも、わが身に重ねて泣いてしまうのが長女。
わたしは末っ子なのに…。 -
「京都」とか、「古都」とか、「老舗」とか。
弱い時期にはまった。
あのしきたりグルグルの中に生きてる人たちは大変ですなぁ。
雛の話が一番好きかな。
これまでずっといい子をしてきて、
最後の最後でワガママを言い出すっていう。
わかりにくいやきもち妬きっぷりとか。
三女はある意味いい子すぎてあんま共感できず。
私も三姉妹の三女ですが…。
あられちゃんは収まるところに収まったんでしょう。
皮肉の聞いた家族同士のやりとりが好きでした。
しかし最後の最後で終わり方が“歴史は繰り返す”的な…。
ちょっと黒いですね…。 -
京都育ちの私からしてもほとんど無理がない京都のお話。とっても大好きです。
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(08.05.29)
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2005年の冬くらいから、ずーっとずーっと気になっていた漫画。
ようやく読めました。
京都の和菓子の老舗に生まれた、三姉妹の物語。
それぞれの恋愛模様だけでなく、家族愛あり、姉妹愛あり、喧嘩ももちろんあり。
老舗の重みがからんだ、ちょっと珍しいストーリー。
結婚前に読んだので、タイミングよく色々、考えちゃいました。
結婚って、難しいけど……大事なのはやっぱ愛でしょうか。
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本屋での立ち読みで全巻制覇。姉妹それぞれの恋愛感や人生観がイキイキと書かれていて、ぶっ飛んでるわけでも、悲劇でもないんだけど楽しい。買おうか買うまいか思案中。
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次の巻次の巻と読み進めてしまいます。全11巻
遊知やよみの作品





