メビウスの卵 (2) (マーガレットC)

藤井明美

• 集英社 (1998年1月1日発売)

感想・レビュー・書評

[hejdaさんの感想 · 2009年2月27日]

全２巻
蓮水と朔也のタイムスリップもの。
しばしば絵柄の変わる藤井作品の中でも特に独特のタッチ（残念ながらこの絵柄は不評だと思う）。

タイムスリップモノなので、ちょっと謎解き的要素があって、つじつまが合うのかとかにも注目したりするけど、設定には違和感なかった。
まあ、朔也君の空白の７年間になにがあったかはちょっと気になるが。

（１巻同時収録）
「学校でキスしてね。」；うーーーーん。藤井絵が好きなら夏目先生のビジュアルは見る価値あると思うけど、お話はイマイチ。ありがちな先生と生徒の恋愛モノ。主人公の魅力不足なのかな。

（２巻同時収録）
「ラッピングハート」；このお話なんか超好き。純情硬派少年主人公のお話。