瞬きもせず (マーガレットコミックス)

  • 集英社 (1988年4月1日発売)
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感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (175ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088493848

感想・レビュー・書評

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  • 高校生の頃に大好きで繰り返し読んでいました。
    大好きです。
    絵も言葉も物語もすべて。
    純粋で透明でまっすぐで・・・
    これを描いた紡木さんはきっとすばらしい学生時代を過ごしたのだろうか・・・と想像せずにいられないです。
    ほかの作品もいいですが、私には瞬きもせずが一番です。

    あれから10年近く経ちましたが、日常の中で何か自分が違うところにきてしまったと思った時に心を洗い流す感覚でまた読みたいと思える作品です。

  • 自分は男だけど、結構少女マンガ楽しめる方だと思っているのだが、紡木たくさんの作品は、どうしても自分が置いて行かれてしまう。

    今回、この作品を読んでみて、高校の時にホットロードを読んでみた時と同じ感覚に陥った。
    (ちなみに当時、電車でホットロード読んでいたんだけど、知らない女子高生に「これクルよね、めっちゃ好き」と突然話かけられ、男子校の自分は女子と話すことになれていなく、固まってしまったという思い出があります。まさに青春を体現する漫画を介して、青春を実感した瞬間でした。脱線。)

    女子の繊細な気持ち(ある意味情念的な気持ち)に、男としてそれを持っていない鈍感さから、大きな隔たりを感じ、畏怖し、作品を手放してしまう感覚。

    ダメだ、自分はこの主人公の女子のように、男子に恋心を抱けない、と。
    なので、静かにこの漫画も閉じてしまいました。

    いくら良い作品でも相性ってあるんだなと思ってしまう。

  • 紺野とかよの青春漫画。お互い想ってるのにうまく伝えられなくて傷ついて…、その様が紡木たくのふんわりとした絵と染みるような言葉で表現されている。読んでいると、なんだか切なく懐かしく温かくなる。
    「あなたしか見えん」「もう他の誰もこんなに好きにはならない……」このシーンはまじで泣きそうでした。最終巻もどうなるのか気になって終始胸がどきどきしてました。
    2人が自分の道を見つけられてよかった。
    何かを信じたい。「願えば叶うんよ」という台詞を信じたい。

  • 幼馴染みが貸してくれて読みました。
    20年以上ぶりに、懐かしの名作をいくつか借りました。
    瞬きもせずが一番よかった!
    あの頃のドキドキとした緊張感を、今も変わらず感じられたことも嬉しかった・・・
    少しずつ、ちょっとずつ、積み重ねていく気持ちが好き。

  • めっちゃくちゃいい!

  • ほんと繊細。
    一言一言にどれだけ思いをかけて、時間をかけて。
    家族と学校と好きな人と大切な人たちへの毎日。

  • 紡木たくの作品の中で唯一、何度も読み返す作品。
    田舎の普通のそして心優しい女の子と男の子が出会って、だんだんと成長していく物語。
    なんだけど、二人の恋模様だけではなく、そこには認知症の祖母がいて・・・不器用だけど家族を愛してる父がいて・・・などじっくり読むと深いんだよね。
    そして、田舎の純朴な高校生の恋が、キュンキュンくる。
    子供のころに読んだ作品って、大人に読み返してみると、ありえねーとか、薄いなあーー、こんなんでときめいていたんだとか思ったりしがちなんですけど。
    この作品は、そんなことはないです。
    名作だと思います。

  • 方言がステキ

  • 青春。初恋。田舎特有の幼い恋。都会への憧れ。
    これでよくない訳がない!切ない。もどかしさが、ふとしたことで一喜一憂することに、共感。すれてないっていいね。純粋っていいね。

  • 全7巻読破。

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