ベルサイユのばら 4 (マーガレットコミックス)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088501246

作品紹介・あらすじ

戦争が終わって帰国したフェルゼン。その間にアントワネットは2児の母になっていた。迎えるオスカルは自分の気持ちに気がつく。そんななか、貴族の財産を狙う盗賊・黒い騎士が登場。オスカルはアンドレに協力させ逮捕に乗り出す。

感想・レビュー・書評

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  • 初版 小ワレ

  • 首飾り事件も決着を見て、王妃はやっと自分の愚かさに気付きます。
    マンガの中ではフェルゼンに教えを請うのですが、ルイ16世も国王として、ここまでなる前に諌めなさいよ・・・と思ったりヾ(;´▽`A。

    それはさておき・・・今巻の中で、一番印象に残ったのは、パリの下町に暮らすロザリーに助けられたオスカルが、「食事の前にショコラかカフェオレを」と頼み、「食事はそのスープだけなんです」と言われ自分を恥じるシーン。
    問題意識の高いオスカルでも、いつもの自分達の豪華な食事が当たり前だと思っていた。
    貴族という人間の本質や、革命が起こってしまう理由が、このシーンに詰まってる気がした。

    しかし、黒騎士よ!オルレアン公だって、自由主義と言いながら多分毎日の豪華な食事に疑問を抱かない貴族なんだよ~。

  • *第4巻〜第6巻の共同レビュー

    閉店間近の古本屋にて激安で購入。友人の話を聞くかぎり、あまりにも「イメージ通り」そうで是非とも読んでみたかったのだが、この3冊しかなかったので中途半端な巻になってしまった。途中から読んだけど、笑ってしまうほどの「イメージ通り」加減で全然きにならなかった。でも巻数が多くなければ是非とも揃えたい。絵や話し方や設定はもちろん、「お……お……!!」という表現もやけにツボだった。何度か読み返して「ベルばら」式の「貴族の話し方」を身につけてみたい。

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著者プロフィール

1947年12月18日大阪市生まれ。
東京教育大学(現・筑波大学)文学部哲学科在学中より漫画を描き始め、1972年から連載を始めた代表作『ベルサイユのばら』は空前のヒットを記録し、宝塚歌劇団の舞台でも上演されるなど、漫画の枠を超え幅広い層に永く愛される。
現在は活動の幅を広げ、劇画家、声楽家としても活躍の幅を広げている。

主な作品
『ベルサイユのばら』
『オルフェイスの窓』
『女帝エカテリーナ』
『天の涯まで-ポーランド秘話-』
『栄光のナポレオン-エロイカ-』
『おにいさまへ…』

「2013年 『聖徳太子(7) <完>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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