コブラ (2) (ジャンプC)

寺沢武一

• 集英社 (1992年3月1日発売)

感想・レビュー・書評

[楊業さんの感想 · 2025年2月28日]

読了

[takasekiさんの感想 · 2022年8月19日]

「気配さえつかめばサイコガンは目をつぶってもあたるんだ」
という秘密が明かされている２巻。まあ、１巻で光線を曲げて撃てる、ということの答え合わせである。
そしてやっぱり絵がうまい。構図が決まっているのは映画が大好きなんだろうなぁ。

解説は多岐川裕美さん。当時は自身の歌が流れる「♪シャ～ツ～の　ボ～タン～　一つ外しただ～けで～」トマトジュースのCMに出ていてその美貌に胸ときめせていた思春期のワタシ。
「これからもこいきなコブラの活躍を楽しみにしています」
だそうです。

しかし多岐川さんの肩書が「女優」ではなく「俳優」となっている。某NHKなどが最近「女優」を使わず「俳優」になっているが、その走りか。
ジェンダー云々はともかく、「女優」という響きは「俳優」にはない趣と気品があって、ステキなんだけどな。

[karatteさんの感想 · 2013年9月7日]

名言→「あいにく今夜のオレはちょっと気がちがっていてね」 巻末コメントは多岐川裕美。今や娘が松方弘樹の子息と結婚＆離婚する時代。

著者プロフィール

3月30日生まれ。北海道旭川出身。漫画家。
1976年、上京して手塚治虫氏に師事。手塚プロダクション・漫画部スタッフとして所属中に「大地よ、蒼くなれ」で手塚賞佳作入選、1978年少年ジャンプにてデビュー作「コブラ」連載開始。
また80年代はじめからＰＣでの創作に着目し、85年8色のカラーマンガを「BAT」の巻頭で発表。そしてPCの進化に合わせて、92年「タケル」で世界初フルCGマンガを発表。「デジタルマンガ」という名称を生み出した。
以降、「COBRA」「BAT」、主人公のみ実写による「GUNDRAGONシグマ」などを続々公開。CGによるマンガ作品が頻繁に見られる現在でも、そのクオリティ、アイディアともに肩を並べられる作家は少ない。
原作・脚本・監督としての代表作は、ＰＣエンジンCD-ROM対応ソフト「COBRA2-伝説の男」、オリジナルビデオアニメーション「ゴクウ」「ゴクウ2」「カブト」など。単行本の売り上げは、現在までに国内では3000万部を突破。十数ヵ国で翻訳出版され、世界各地のマンガやアニメのコンベンションなどに参加している。

「2018年 『COBRA the Illumination』 で使われていた紹介文から引用しています。」