コブラ (14) (ジャンプC)

  • 集英社 (1983年11月15日発売)
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本 ・マンガ / ISBN・EAN: 9784088510446

感想・レビュー・書評

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  • 「カゲロウ山」登りは、曰くありげな面子&コブラによる、様々な思いを交錯させた危険な登山行を教訓めいた筆致で描く。続いて久々登場の宿敵クリスタル・ボーイに否応なくテンションが上がる「六人の勇士」は、暗黒神アーリマンや光明神アフラ・マズダ(実は前巻の表紙に出てきていた)等、ゾロアスター教の神話をモチーフにしつつ、明らかに孫悟空がモデルのゴクウなんてキャラまで現れ、神話・伝承を下敷きにしている点が興味深い。後に寺沢先生は「ゴクウ」というマンガを手がけているが、やはり孫悟空をモデルにしている一点を除き、こっちのゴクウとは一切関係がない。巻末コメントは女優・城戸真亜子。

  • 7巻を読むはずが間違えて14巻を読了。
    まあいいや、連続ドラマじゃないし。
    なぜ書影が斜めなんだろう?
    それはともかく。
    「カゲロウ山」登り
    「六人の勇士」の前編
    が収録されている本作。
    かなり前に読んだ割には2作品ともによく覚えている。
    ということはストーリーがよくできている証左でもあり。
    そして美人解説シリーズ(笑)、今回は城戸真亜子嬢。
    たしか絵も描く女優さんだったと思うが、この解説、いつも思うけど本当に本人が書いてるのかなぁ。
    ゴーストライターが書いたのを本人に見せて了承を得ているだけの気がする。
    というのは、文章のノリがほぼ同じだからだ。
    その辺も確かめるべく、次巻も読んでみよう。

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著者プロフィール

3月30日生まれ。北海道旭川出身。漫画家。
1976年、上京して手塚治虫氏に師事。手塚プロダクション・漫画部スタッフとして所属中に「大地よ、蒼くなれ」で手塚賞佳作入選、1978年少年ジャンプにてデビュー作「コブラ」連載開始。
また80年代はじめからPCでの創作に着目し、85年8色のカラーマンガを「BAT」の巻頭で発表。そしてPCの進化に合わせて、92年「タケル」で世界初フルCGマンガを発表。「デジタルマンガ」という名称を生み出した。
以降、「COBRA」「BAT」、主人公のみ実写による「GUNDRAGONシグマ」などを続々公開。CGによるマンガ作品が頻繁に見られる現在でも、そのクオリティ、アイディアともに肩を並べられる作家は少ない。
原作・脚本・監督としての代表作は、PCエンジンCD-ROM対応ソフト「COBRA2-伝説の男」、オリジナルビデオアニメーション「ゴクウ」「ゴクウ2」「カブト」など。単行本の売り上げは、現在までに国内では3000万部を突破。十数ヵ国で翻訳出版され、世界各地のマンガやアニメのコンベンションなどに参加している。

「2018年 『COBRA the Illumination』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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