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本 ・マンガ / ISBN・EAN: 9784088510446
感想・レビュー・書評
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「カゲロウ山」登りは、曰くありげな面子&コブラによる、様々な思いを交錯させた危険な登山行を教訓めいた筆致で描く。続いて久々登場の宿敵クリスタル・ボーイに否応なくテンションが上がる「六人の勇士」は、暗黒神アーリマンや光明神アフラ・マズダ(実は前巻の表紙に出てきていた)等、ゾロアスター教の神話をモチーフにしつつ、明らかに孫悟空がモデルのゴクウなんてキャラまで現れ、神話・伝承を下敷きにしている点が興味深い。後に寺沢先生は「ゴクウ」というマンガを手がけているが、やはり孫悟空をモデルにしている一点を除き、こっちのゴクウとは一切関係がない。巻末コメントは女優・城戸真亜子。
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7巻を読むはずが間違えて14巻を読了。
まあいいや、連続ドラマじゃないし。
なぜ書影が斜めなんだろう?
それはともかく。
「カゲロウ山」登り
「六人の勇士」の前編
が収録されている本作。
かなり前に読んだ割には2作品ともによく覚えている。
ということはストーリーがよくできている証左でもあり。
そして美人解説シリーズ(笑)、今回は城戸真亜子嬢。
たしか絵も描く女優さんだったと思うが、この解説、いつも思うけど本当に本人が書いてるのかなぁ。
ゴーストライターが書いたのを本人に見せて了承を得ているだけの気がする。
というのは、文章のノリがほぼ同じだからだ。
その辺も確かめるべく、次巻も読んでみよう。
著者プロフィール
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