ブラックエンジェルズ (1) (ジャンプC)

  • 集英社 (1992年3月1日発売)
3.11
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本棚登録 : 31
感想 : 4
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  • 本 ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784088515014

感想・レビュー・書評

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  • 思い出の漫画シリーズ。

    小学生の頃、平松さんの「キララ」(不人気らしく打ち切りに)が好きで、同一作者のモノを読みたい、と思って、既に完結していた本作を手に取った。



    少年誌にあるまじきダークヒーロー。

    ●勧善懲悪ではあるが、毎回人を殺しまくり。
    ●悪党どもも凄まじい………酒乱・家庭内暴力・誘拐殺人・強盗殺人・レイプ(少年ジャンプなのに)・近親相姦………

    今考えると、「よく連載続けられたなぁ」という設定である。

    でも………、
    ●“現代の必殺仕事人”なコンセプト
    ●“普段は気弱なお兄ちゃん”な主人公
    ●“エモノは自転車のスポーク1本”
    ●命乞いしようがお構い無しで問答無用の“瞬殺”
    とう設定は………、
    11歳の少年には衝撃的に格好良く見えた。夢中になって読んだ(笑)。





    が、しかし!!!!


    やはり集英社、やってくれちゃいましたね………という感じ(苦笑)。

    作品の後ろ3分の2(なんと半分以上)は、もう、メチャクチャ。荒唐無稽も甚だしいとはこの作品のためにあるかのよう。


    ●大地震で世界は「北斗の拳」と化し………、

    ●金貨を集める“RPGゲーム”のような展開を見せ………、

    ●死んだハズの仲間が甦り(設定では一応、良く似た別人ではあるが)………

    ●ブラックエンジェルならぬホワイトエンジェルの登場(なんと安直な)………、

    ●敵はだんだん人間離れしていくし(能力も、外見も)………、

    ●最後はもう、SF(完全にサイキックウォーズ)だし………。




    うん、コレも、富士山の闘いで終わらせておけば、“思い出補正”も含めて★4つ半、はつけられたのに………。


    残念。




    ★2つ、5ポイント。



    ………後に出された、主人公“雪藤”や“松田”を登場させたスピンオフ作品に至っては……
    ………懐かしさ=嬉しさもあり、一応最後まで読みはしたけれども、もはや“クソ漫画”。


    重ね重ね、残念。








    でも、「ブラックエンジェルズ」、なんと実写映画化されたとか!
    なんだかんだと文句を言いつつも、レンタル始まったら観てしまう気がする。

  • 前半部分良い。後半はジャンプのバトル漫画になった。

  • 個人的には中盤に入ってからが好きだった。

  • 読了

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著者プロフィール

「週刊少年ジャンプ」の黄金期を支え、現在、連載中の「ザ・松田」でも変わらぬ圧倒的存在感を発揮する巨匠。「臨死体験のひみつ」を担当。

「2013年 『からだのひみつ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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