ジョジョの奇妙な冒険 さよなら杜王町-黄金の心の巻 (47) (ジャンプC)
- 集英社 (1996年5月10日発売)


- 本 ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088518978
作品紹介・あらすじ
仗助たちに追いつめられた吉良は幽霊少女、鈴美の導きで暗黒の世界へ葬り去られた…。そして、時は2001年。承太郎の命を受けた康一は、ある少年に会うためイタリアを訪れた。少年の正体は?
感想・レビュー・書評
-
4部完。比較的日常ものなのでトニオあたり〜ハイウェイスターくらいまではホラー映画じみていて最高に好きなのだが、エニグマやじゃんけん、チンチロリンあたりは飽きてしまった。吉良吉影が食べていたサンドイッチ食べたい。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
おもろい
-
第五部
-
時間が経ってから読むとまた違う。
1〜2週間の出来事なのに濃すぎる。
ボスの二重人格?設定は少しめんどくさいなと思いつつ。
ポルナレフ登場と弓の真の使い方は「おお!」となった。
警官のセリフが良い。
覚悟とはッ! -
荒木飛呂彦『ジョジョの奇妙な冒険』第五部「黄金の風」はイタリアが舞台である。第四部と同じく広瀬康一の視点と語りで物語が始まる。康一は空条承太郎の依頼でイタリアのネアポリス(ナポリ)に来ていた。ここでも「スタンド使いはスタンド使いにひかれ合う」の法則が発動する。単行本では第47巻から始まる。第47巻は第四部の終わりと第五部の初めを収録し、表紙には第四部と第五部のキャラクターが描かれる。
主人公ジョルノ・ジョバァーナがギャングのボスを目指す。ジョルノにとってギャングが正義を体現する存在になっている。警察が腐敗しており、その考え方は理解できる。イタリアと言えばマフィアと思うかもしれないが、マフィアはシチリア島である。
ギャングの幹部のブチャラティは依存性薬物が子どもに売られている状況に憤りを抱いている。その思いを知ったジョルノはブチャラティを良い人と評価する。薬物はアウトローの世界でも悪である。日本のヤクザ漫画『白竜』も薬物は禁止する。依存性薬物は明確な悪である。
アニメのプロデューサーであるワーナーブラザースジャパンの大森啓幸氏は以下のように指摘する。「第5部の核は「行き場のない若者たちの哀愁」を描くことですね。彼らはギャングで、悪だが矜持はもっている。弱い者いじめはしない、女や子どもに麻薬を売る奴は許せない。でも自分達のボスがそれをやっていることに苦しんでいる」(「“完全再現”の異質アニメ、『ジョジョ』シリーズプロデューサーが語る制作舞台裏と原作リスペクト」コンフィデンス2019年1月4日)
ジョルノは、ジョースター家の宿敵DIOの血を継ぐ息子である。DIOの肉体はジョナサン・ジョースターの肉体であった。その子どもは、どちらの子どもなのだろうか。漫画『寄生獣』では人間の頭に寄生した生物が子どもを生む。その子どもが人間なのかと同じ疑問になる。 -
そうそう、どうも見たことある場所だと思ったんだよなあ。現実世界ではなんとも驚きの結末。そして杜王町の「最強」は例の○○だった。そして第5部。ジャンプで読んだのに忘れていた。広瀬康一でつながった。
-
4部完
杜王町の話 -
第4部→5部。
『ギャング・スター』にあこがれるようになったのだ! -
結局いろんな伏線が回収できなかったのがちょっと残念ではあるけど、すっきりとした大団円でよし。最後の仗助の「バーン」が意味なくて面白かった。
第5部。いまいちスタンドの「意識が暴走する」がイメージできんが、まあおいおい理解していこう。
荒木飛呂彦の作品





