エース! (5) (りぼんマスコットC)

佐々木潤子

• 集英社 (1992年3月1日発売)

感想・レビュー・書評

[ラクレットさんの感想 · 2025年3月20日]

北川中のバレー部員・保科真奈美は、天性のジャンプ力とパワーのもち主。ある日とつぜん、彼女は混戦電話で、じぶんを好きだと話している男の子の声を聞くのだが、それがなんと、吉倉コーチだった。リボンカップでは、日米戦で自信をつけた真奈美が大活躍し、北川中は、平沢千鶴ひきいる春日中に逆転勝ち。つぎは、アメリカのエース・エフィがくわわった、実力№１の矢萩中を大接戦のすえやぶり、決勝戦に進出。決勝戦では、５つ子のいる高島中に苦戦しながらも、もちまえのパワーとねばりでやぶり、吉倉さんとペア優勝をかざることができた。だが、全日本の平沢監督から、吉倉さんと真奈美をいっしょには全日本のメンバーにいれないといわれ……。
（1986年）
--- 目次 ---
エース！

著者プロフィール

昭和39年９月　東京都生まれ
平成３年１月　「きたごち」入会、柏原眠雨に師事
平成８年11月　句文集『遠花火』出版
平成14年４月　「きたごち」同人
平成18年９月　「きたごち」編集長
令和２年６月　篠沢亜月と共に「しろはえ」創刊代表
俳人協会会員、俳人協会宮城県支部幹事、宮城県芸術協会実行委員、
「きたごち」編集長、「しろはえ」共同代表

「2022年 『春満月』 で使われていた紹介文から引用しています。」