くじら日和 (りぼんマスコットC)

  • 集英社 (1993年1月1日発売)
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感想 : 25
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  • 本 ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088536644

感想・レビュー・書評

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  • 両親が海外赴任に行くため一人暮らしを始めた勇魚が、ずっと好きだったいとこと同じアパートで暮らすことになる話。

    連載を読んでいたせいか、もっと色々あった気がしたし、亀君がもっと善戦してた気がしたけど、今読むと結構あっさりと話が終わってしまった感じ。

    小学生?とかそれくらいにとって一緒に学校行ったり帰ったり、休日出かけたりすることが「頑張ってる」感じだったのかな。

  • 谷川さんの本の中で一番好き。
    ほんわかした雰囲気、かわいい絵、初めて読んだときからずっと大好き。
    花火を買った帰り道、手を繋ぐところがいい。
    「つきがとってもあおいから」の歌と百日紅。
    高校生のくじらちゃんは、いとこの鶴ちゃんが好き。同級生の亀くんはくじらちゃんが好き。揺らいでも、あきらめない。
    谷川さんの作品に通じる基本の姿勢。
    風邪をひいて学校や会社を休んだとき、いつも読んでいます。

  • 小学生の頃、友達に借りて読んだ初めての恋愛漫画。
    魔法も、不良も出てこないけど、くじらちゃんのような恋が高校生になったらできるのかと思ってました。

    (もちろんなかった…)

  • 少女漫画やねぇ。

  • これの画像があるのにびっくりした。

    谷川史子の世界が一貫して流れているマンガ。谷川の初期の常套手段でもある「年上のお兄さんモノ」なのですが、これは鶴ちゃんのキャラクターが素敵です。
    谷川史子の描く女の子は、どうしても画一的なのですが(だから印象があんまない)、男の子はいつも優しくて可愛くて素敵です。キーパーソンでもある亀くんの強さが切ない。鶴ちゃんと違って”ズルさ”がないところが子どもなんですが、そのキラキラしたところに胸が熱くなりますなあ。

    きっとこの人は、男の子を描く方が楽しかったんじゃないかなと思います。
    現在の谷川作品は真逆で、女性の強さと切なさがまぶしいものが多いので、作者自身の心情が表れているのだなと納得。

  • ウチダくん早く返してくだしあ

  • つるちゃんって、今の自分と変わらない歳…
    あんなにもお兄さんだと思ってた人が、
    なぁんだ。あなたも若かったのね。って。

  • すき・だ。

  • 両親が仕事で海外に行くため、両親の所有するアパートで一人暮らしをする事になった高校生「くじら」こと勇魚(いさな=鯨の古語)。最初は一人暮らしを渋っていた彼女だが、片想いの相手である従兄・鶴明が管理人を務めると知り承知。しかし亡き妻を忘れられずにいる鶴明に、勇魚は想いを伝える事が出来ず……。懐かしくてつい買ってしまいました(平成4年……!)。

  • 長編です。<br>
    短編でも長編でも普遍の谷川ワールド。

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著者プロフィール

5月8日生まれ。長崎県出身。1986年に「ちはやぶるおくのほそみち」(りぼんオリジナル)でデビュー。可愛くて親しみやすい絵柄とストーリーで、男性にもファンが多い。2007年12月発売のアニメーションDVD「東京マーブルチョコレート」のキャラクターデザインを担当。現在Kissで「おひとり様物語」シリーズ連載中の他、Cookie、コーラス(共に集英社)などで執筆中。

「2011年 『おひとり様物語(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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