- 本 ・マンガ (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088538679
感想・レビュー・書評
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★読了日不明。
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ふうかにがて
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小中学生のとき読んだ気がするけどアラサーになった今再読。
これ、紗南ちゃんのキャラクター同様明るい雰囲気とは裏腹にヘビーな主題もあって読みごたえある。。
でも何よりまず紗南ちゃんと羽山の関係がしびれる。
生い立ちの中で人より大人にならざるを得なかった二人が、お互いに弱さを見せられて相手の強がりに気付ける唯一の存在に。少女マンガの「恋人同士」というよりはこの二人は信頼関係で結ばれた「同志」なのだ(もちろん恋愛感情もあるのだけど)。
紗南ちゃんはとても格好いい。ちゃんと自分の意思を持ちそれにしたがって行動し、そしてこれもまたしびれたのが自分に否があるときはちゃんと謝れる子なのだ。小学校編でクラスの女子の誕生会をすっぽかしたことに対し謝る姿は格好よかった。
羽山もまた格好よくてそして一途。紗南ちゃんの異変に気付き、紗南ちゃんがピンチのときは駆け付け、紗南ちゃんと対等でいられる自分になろうと新たなことに挑戦したりする。
ひねくれ者でニヒリストでありながらこんな一途なやつがいただろうか。笑 -
ママも紗南と同じように不安を抱えてて。
冒頭から泣いた。
今回から中学生。
やっと出てきた。風花。
この2人が面白いんだな。
楽しみ、楽しみ。 -
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シリアスなのに、紗南ちゃんの明るさに救われる。
「まゆげボーンで下まつげボーン」っていうのだけ記憶に残ってて、なんかウケた。
こどちゃだったのかぁ。 -
紗南がママの不安を知ったところで泣いた〜。その何コマか前のドキドキしてママの返事を待つ紗南の顔…気持ち分かるよ。子供を嫌いな親なんていない。
いよいよ中学生。風花のキャラがさっぱりしてて気持ちよい。 -
お母さんと再会編。からの中学編突入。
14歳の母とか、毎回毎回重たい話題をとりあげているのに、ちゃんとエンターテイメントとして楽しい仕上がりになってるのがすごい。
考えさせられることもたくさんあって、なおかつ元気付けられるような1冊です。
小花美穂の作品





