主人公6人は勿論のこと、彼らの家族も魅力的。
剣菱夫人の「青スジ」は40歳になる前に会得したい超必殺技ですよね。
さてDX版第2巻。
〔Part.8〕
記念すべき『有閑倶楽部』初の心霊もの。
怖くて眠れなくなるのが分かっているのに読むのをやめられなかった子供時代。「扉を開く富水の奥様」のページはしばらく封印してました。今見ても怖い!
〔Part.9〕
美童の里(スウェーデン)帰りに倶楽部の面々も同行。
あれまた心霊絡み?と思いきや、テーマは芸術的家具の魅力に憑かれた偏執狂の暴走。「チッペンデール」も有閑倶楽部で覚えたなあ……。
〔Part.10〕
野梨子ママに殺人容疑が!
不倫とか帳簿工作とか大人っていろいろ大変だなあ。茶事をそつなくこなす殿方って本当に素敵ですわね。万作おじさんの点前は衝撃。
〔Part.11〕
ダブってくさくさしていた春休みに起こった宝石泥棒絡みの殺人事件。
いけない少年探偵団が見事解決するも、「硝センセ」のキャラが当時としては新しすぎてなあ……。
〔Part.12〕
警視総監・松竹梅時宗の珍捜査。くみとり式でよかったね。
一条先生の「紙を描かなきゃダメなのよ!」は漫画史に残る名言だと思います。
〔Part.13〕
ゲストキャラとの淡い恋物語。
今回は可憐姐さんと産油国の王子とのロマンス。ちゅーまでしたのになー。
〔Part.14〕
サングラス姿の三人娘、この扉絵本当にかっこいい。
悠理の霊感体質に磨きがかかってます。クライマックスのカジノシーンも大興奮。飛良泉くん、よかったね。