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- 本 ・マンガ (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088568560
感想・レビュー・書評
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好き本の傾向が似ていて、彼女の紹介する本は8割方当たり、というブログに日参しています。
そこのオススメ本でした。
帯のネタバレは読んでいたのですが、それでも「えええええっ!?」となりました。
そーゆーのありかぁ。
っていうか、この手法は確かに「おおっ」と思いました。
その後は自然な流れで話が進んで行き、少しずつ、すぐにではないけれど少しずつ変わっていくんだなぁという予感を感じながらの終わりですが、最初の話のインパクトが強くて、どうしてもそれと同等なものを求めてしまう自分が欲張りだなーと。
いろいろ感じた話でしたが、その気負いがない分、個人的には同時収録されていた「夏の終わりの」が共感できました。
彼が「本当に好きだった」と言ってくれた気持ちが本物だったと思えるのが、だからこそ心が離れていくのがわかってしまったというのが皮肉だけど真理だな、って。
「まだ、知らない」も可愛かった。
これからいろいろとこなれてきた頃が楽しみな作家さんです。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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