公権力横領捜査官 中坊林太郎 (1) (スーパープレイボーイC)

  • 集英社
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感想 : 8
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  • 本 ・マンガ (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088574066

感想・レビュー・書評

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  • 電話一本で警察庁特殊急襲部隊を動かせるなど超法規的権限を持つ、公権力横領捜査官・中坊林太郎。公権力を悪用し、私利私欲を貪る権力者…そんな国家中枢の巨悪をぶった斬る!!
    混迷する日本経済を救え!!原哲夫が描くリアルヒーロー!!

    ゴルフ場の建設など費用を水増ししてリベートを政治家に流したり、不良債券による損失を税金で保障するなど、政治家と銀行の癒着に切り込み、政治家に流れた裏金を根こそぎ回収する公権力横領捜査官・中坊林太郎の活躍を、歩く裏帳簿とあだ名される虹野たちとの協力で、癒着している不動産屋や建設会社から不良債権を回収したり、ケイマン諸島にある裏口座の裏金を抑えるなど、リアル感と劇画的な展開が塩梅が良く痛快で、読む時には中坊林太郎のモデルになった松田優作の声で読みたい痛快ヒーロー漫画。

  • こちらも裏の組織と舞台とした内容。

    同じくあっと言う間に読んでしまう感じです。
    こっちの世界に興味がある人なら楽しめる内容かなー、
    私は”なんとなく”で読んでいるところがあるのでw

  • BART(バート)という雑誌に連載されてました。
    この雑誌毎月買ってました。
    やたらとキャリアップをうたってる雑誌でして
    いかに年収が上の会社にいくか、みたいな特集が多かったです。
    バブル、バブル崩壊、ネットバブル、とうねりの多い時代に
    発行されてた雑誌ですね。

    近頃、単行本として出てるのを
    あらめて通しで全部読んだのですが、
    とても中身が濃くて面白かったです。
    一時期「不良債権、不良債権」って言葉がニュースを賑わし、
    このままずーっと景気回復しないんじゃないか?って
    いう雰囲気があったことを思い出しました。

  • 銀行と政治の腐敗を暴く。
    痛快。特に前半最高。
    こんなヒト、ホントにいればいいのになぁ。
    政治家、銀行員、フザけ過ぎだろ、マジで。

    あんまりメジャーじゃないけどもっと読まれていい。
    万人にオススメ。

  • 1クールのドラマのような感じ。結構好き。

  • 公権力横領取調室とは国会議員、地方議会議員及び公務員などによる公権力の不正利用を捜査・処罰するための組織である。

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著者プロフィール

原哲夫:1961年東京都生まれ。1983年より連載された『北斗の拳』が、社会現象を巻き起こす大ヒット。その後も『花の慶次 -雲のかなたに-』『蒼天の拳』などヒット作を次々と世に出し、現在月刊コミックゼノンにて『いくさの子 -織田三郎信長伝-』を連載中。

「2022年 『北斗の拳 拳王軍ザコたちの挽歌』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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