バーテンダー 8 (ジャンプコミックス デラックス)

  • 集英社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (202ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088596389

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  • イーデンホールでの物語もクライマックスへ。オーナーの真木と苦労を共にした名取。惨めさを噛みしめた二人だったからこそ、素直に会うことができなかった。50年ぶりの再会。努力してつかんだミリオンダラーの手は、炭で黒くなってひび割れていようとも黄金より輝いていたに違いない。真木がイーデンホールに託した祈り。それがすべて繋がってきて熱い物語だった。

    「一番の事業はね…“人を育てること” 伸びようとする若い者の障害を取り除き 道を示すことなんだよ」
    来島が辿り着いた事業の最果てにあった答えが素敵だった。人財なんて言葉が形骸化して人材を根から枯らすまで使う現代で、こんな風に思ってくれる人がいたらいいのにと感じる。そして、すべての思いを酌んだ佐々倉の提案も粋だった。

    「バーの仕事の8割は磨くことです 開店前には店を磨き ボトルを磨き グラスを磨き 氷を磨く そしてそれ以上に大事なのは…バーテンダーとしての魂が曇らないように磨くこと」
    葛原の言葉が印象深い。最近だと動画サイトでバーの開店前ルーティンを流しているものもあって、氷を黙々と削り出していく姿に見惚れてしまう。

    淳一が佐々倉へ問いかけたプロとアマチュアの違いの答えもよかった。プロの技が一目瞭然なカクテルよりも、誰でも簡単においしく作ることができるレシピの中で差を作る。
    「その努力を永遠に続けられるかどうか」
    まさにバーテンダーとは始まりはあっても、終わりがないものなんだなと痛感した。

  • ニコラシカの飲み方豪快ですね~。

  • ミリオンダラー、フェアリーベル、ニコラシカ、メスカル、アレキサンダー、ホーセズネック、シンガポールスリング、スプモーニ

  • ついにホテルの話が進んだ。イーデンホールのオーナーの話もちゃんと結論が出ているのは流石。由香利ちゃんがいなくならなくて良かった。

  • 悩みや失敗が人を成長させますよね。

  • 絵がちょっと雑になってきたかな?
    相変わらず話はうまい

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