JIN―仁― 9 (ジャンプコミックス デラックス)

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088596686

感想・レビュー・書評

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  • 和宮様が歌舞伎を観劇中に毒を盛られたかどで無実の罪を着せられ投獄された仁。真相の究明よりも世間に事実が発覚することを恐れた人間たちによりあっという間に亡き者にされるところだったが間一髪、野分が大量の賄賂を贈ってくれたことによって生き永らえることが出来た。しかしその結果野分は身請けし仁友堂を後にすることとなる。悲しい別れ。でもほっとしてる自分が居ると正直に伝える咲。ええ子。話は今後大奥を巡る医学館と医学所の権力争いとそこにかかわってくるであろう維新の騒動が始まる激動の時代に差し掛かる。そんな中を丸腰の仁や咲たちはどうなっていくのだろうか?医学館の多紀元琰、三隅俊斉などこの頃の医者がみんなつるっぱげで自分を見ているようだ、あと見た目が似てて分かりにくい(写真①元琰と俊斉)そして絶対おれならすぐ喋りそうな拷問器具第一位はこれ。(写真②)石抱きというそう。仁は強い。

  • 無実の罪で入牢した仁と咲を救うために金を工面した野風。その方法が切ないね。医学館の多紀元琰の尽力により構無しとなり放免となったが、仁を迎えた咲の仕草に、野風は何を思っただろうか。龍馬と湯屋に行くシーンが、江戸の風俗紹介となっていて面白い。だけど、仁のいる時代の湯屋は混浴が普通だったような気もするが……この巻で、ちょっと困った女スリお駒が登場。同時に、芝居小屋の吉十郎という患者も抱えることになり、年またぎ・巻またぎで忙しくなるね。

  • 牢屋内で治療。釈放。

    差し入れをするために野風は外人に身受け。
    スリの女の手術。もうしないと誓わせるが。

  • 歴史上の人物と、庶民の間を物語が行ったり来たりするのは、作者の意図したバランスだったようです。
    やっぱり、この長い時間を、マンガ界の一線であり続けた人の力は、すごいな~と思います。

  • タイムスリップして自分は世の中に役に立つのだろうか?医師だから役に立つのかな?

  • 読了。江戸の風俗とかよく描いている。時代考証すごくよくやっていると感心。

  • テレビドラマの影響で読み始めました
    原作もなかなか良かったです
    ただ、オペの際に脳内摘出された胎児?が結局筋書きにどう絡んだのか良く判らなかったです…
    ペニシリン精製のあたりは苦労が伝わるシーンで特に面白かったですね

  • 牢屋の話は怖いですねー。ゴキブリ怖いので、あれが耳から頭の中に入るっていうのは恐怖です。しかも油で殺したあとも朝まで頭の中に置いたまま。牢名主すごい。

    仁は無事牢の外に出ることができ、スリのお駒の指の手術と次は鉛中毒かぁ。いろいろ病気はありますね。

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著者プロフィール

1951年生まれ。高校卒業後望月あきらのアシスタントを務め『COM』に作品を投稿(佳作入選)。1972年『週刊少年ジャンプ』で漫画家デビュー。実力派漫画として第一線で活躍し続けている。漫画賞多数受賞。

「2022年 『村上もとか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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