JIN―仁― 10 (ジャンプコミックス デラックス)

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088596846

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  • 重症の鉛中毒を罹患した歌舞伎役者坂東吉十郎の治療を田之助に依頼されるがもうすでに治療の施しようがないくらいに病気が進行していた。少しでも良くなる為に必死で治療に当たる仁。ある日吉十郎が治療を辞めてくれと言い始めた。聞けば座頭が情けを掛けて止めたのだ。そこへ田之助が粋なセリフを吐く。「役者は芸に生きて芸に死にゃあいいのさ!客の前で血ヘドを吐いても演じ通す、凝った趣向だ、かぶいた芝居だと思わせられればわたしらの勝ちさ」と。命をかけて舞台に上がる役者。その次は命を懸けて土俵に上がる力士。それぞれの生きざまの為に、一瞬の輝きにかける男たちに必死でこたえようとする仁。

  • 吉十郎が包帯と平ゴムのサポーターで最期の舞台に立ち、幕が閉じた後に自身の生涯を閉じた。与吉に対する親としての最後の愛情を感じる。相撲の話=医師としてのエピソードに加え、医学所との仲がどうなるかという含みを持たせ、お駒の危なっかしい行動の描写。ドラマでは火事場の手術シーンしか出番がなかった千吉が、コミックスでは大活躍だ。

  • 歌舞伎の・・回・・・!涙腺が。

  • 歌舞伎役者の鉛中毒者。
    スリのお駒と過換気症候群の武家の娘。

  • そういえば、「Dr.コトー」も「JIN」も、医療ものだし、人情ものっぽいところもあるし、にた感じです。
    でも、なぜか、「JIN」は、受け入れられても、コトーはだめなわたしです。

    なんでだろう?

  • タイムスリップして自分は世の中に役に立つのだろうか?医師だから役に立つのかな?

  • 読了。

  • テレビドラマの影響で読み始めました
    原作もなかなか良かったです
    ただ、オペの際に脳内摘出された胎児?が結局筋書きにどう絡んだのか良く判らなかったです…
    ペニシリン精製のあたりは苦労が伝わるシーンで特に面白かったですね

  • 鉛中毒編の後半と力士の腕の手術、あとはお駒のお話でした。

    鉛中毒のお話は、吉十郎は結局助からなかったけど、役者魂っていうのでちょっと感動しました。

    でも、医学館と医学所の間の軋轢は相変わらずで、力士の腕の手術をしたことで、それが顕著に。面子ばっか考える医者ってのは、どこにでもいるんですね。

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著者プロフィール

1951年生まれ。高校卒業後望月あきらのアシスタントを務め『COM』に作品を投稿(佳作入選)。1972年『週刊少年ジャンプ』で漫画家デビュー。実力派漫画として第一線で活躍し続けている。漫画賞多数受賞。

「2022年 『村上もとか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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