船を建てる 6 (ぶーけコミックスワイド版)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (124ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088603735

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  • 葉巻とビールとピーチ 沈みゆく船
    消えたチェリー B・パーカーの死 鯨解体工場の炎上
    カエル将軍と耳の羽 SHIP BUILDING 新しい船を建てるの

  • それだけで満足ってくらい絵がキレイで可愛らしい。でもって過去未来、起こった事、起こらなかった事、夢と現実、ココとココでない何処か、叶わない思いとか悲しい事故、幸せな瞬間やその残像、数々のエピソードが細い血管みたいに無理なく繋がって大きな優しい視線で描かれている。非のうちどころの無いマンガです。大好き。

  • 世界の終末を生きるアシカたちの御伽噺。

    ときにフランス映画みたいに、ときに聖書のように、ときに哲学書のようでもあり

    二匹のアシカ、「珈琲」と「煙草」をメインに二匹周りの人々の寂しさや愛しさに満ちた日々を描きます。

    オムニバスのようにも見えるんですが、ぜひ1巻から順に読んでください。
    最後の感動が違います。
    最近復刊したそうです。

  • 今まで全ての登場人物が繋がっていく最終巻。
    『そうさパーティはいつか終るけど』『終るからまたパーティしましょ』

  • 「心の中の胡椒畑とか」

  • パズルのピースが散りばめられた様な、おとぎ話みたいな話。
    拾い集めて最終回で一枚の絵(話)を完成させると、ある答えが出てきます。
    1〜6巻全てオススメだけど、全巻6巻だよって事で最終巻。
    アシカの絵がとにかく可愛い。

  • 愛 し て ぃ る 

  • バインのデラシネというアルバムが出たときにあれこの単語知ってるぜ意味まで何でだっけと思ったらこの漫画だった。

    絶版になったのも頷ける内容なんですが、でも、惜しいよ。

  • メインは2人のアシカですが、連作形式になっておりカエルやら何やら、話によって主人公が変わっています。なので、ぶ〜け連載当時は多少混乱した記憶もありますが、単行本としてまとめて読めば大丈夫。豪華客船を舞台に様々な夢や希望、悲しみや後悔がコラージュ的に語られますが、彼らの背後にはおしなべて滅亡のイメージがつきまといます。何故なのかは、この巻を見てください。作者も告白しているように、アメリカの作家R・ブローティガンの影響が強いですね。大人のためのコミックでしょう。

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著者プロフィール

青森県出身。血液型はAB型。代表作は『船を建てる』、『ちむちむ☆パレード』、『ヘブン…』など。『食堂かたつむり』コミック版も絶賛発売中!

「2013年 『にんぽぽ123(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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