- 集英社 (1993年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・マンガ (168ページ) / ISBN・EAN: 9784088622460
感想・レビュー・書評
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あまりの愛らしさにめまい
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いつもの動物漫画の延長で、
娘が喜ぶかなと思って借りてきた。
最初は普通の動物漫画と思って読んでいたが、
途中で、小うるさいディスコ(?)に、
まだ生後2ヶ月ほどの仔猫をアクセサリーのように、
ぐったりしているのもかまわずに連れてくるカップルに対して、
著者が意見する場面を読んでいて、
なんとなく違和感を感じた。
自身は、ペット禁止のマンションで内緒に飼っている。
例えば、転居した後で入居した家族に、
重度の動物アレルギーが居た場合など、
他者のことを一切考えていない著者が、
(それ以前に契約違反なのであるが。)
そういうことを平然と書くことに私はとてつもない『偽善』を感じた。
今まで読んできた『●●倶楽部』系の動物漫画は、
年少者の読者をちゃんと意識して、
間違ったことは『よい子はまねをしないでね?』的に、
きちんと善悪を書いていたこともある。
その後、猫が室内で雀を殺した後始末に、
『死んだ雀をタオルに包んで近くの公園に捨ててきた』
という言葉を読んで、私のこの作品に対する思いは180度転換した。
大好きな猫に関しては色々なことを書いてはいるが、
それ以外の生き物(それも、雀クラスなら一般のペットと同じような
レベルではないかと思う。)に対しては、
『捨ててきた。』というデリカシーのなさ。
せめて『埋めてきた。』とすることは出来なかったのだろうか?
なんだか、狂信的で過激な動物愛護団体のにおいすら感じてしまった。
『エリカ様』という我侭で鳴らしたタレントが居たけど、
そこと連想してしまった。
画風も一癖ありそうな・・・・と、
とにかく不快な読後感が残ってしまったのは残念である。
動物漫画を描くのなら、
同じようなペット(犬・猫・鳥等)を飼っている人に対しての
配慮が欲しいと思った。
※ 桜沢エリカ(さくらざわ えりか)
1963年7月8日東京生まれ。
両親が離婚し、小学3年まで祖父母に育てられる。
19歳で漫画化デビュー。性的な漫画を描く漫画家として知られる。
元DJの青木武紀と結婚し、一男一女をもうけた。
○ 市立図書館所蔵
著者プロフィール
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