ハチミツとクローバー 6 (クイーンズコミックス)

著者 :
  • 集英社 (2004年5月19日発売)
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088652030

感想・レビュー・書評

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  • やっぱり甘酸っぱくて苦くていいなぁ。
    私もこんな青春時代を送りたかった!
    って思いながら読んでる。
    笑えて切なくて楽しくて苦しくて…大好き!

  • 「オレは思うよ それはどっちも正しいんだ
    大事なのはどっちの道を選んでも それを『言い訳』にしない事だよ」
    花本先生の言葉は毎回刺さってくる。才能を持つが故の苦悩。竹本の言葉も思い出す。
    「神さま やりたい事があって泣くのと みつからなくて泣くのでは どっちが苦しいですか?」
    苦しさは誰かと比べるものじゃなく、みんな苦しい。それだけでいいとぼくは思う。

    森田とはぐ、才能の塊同士の恋。それぞれが自分の位置で輝くための。決して触れることのない星同士の恋のようで切ない。

    野宮と山田の関係性もいいね。観覧車を背景にしたシーンの美しさ。
    真山に対しての「フン 何が完成型だっつの そゆこと言えちゃうとこがまた恥ずかしいってんだよ 自分を未完成とか言っちゃうとこがさぁ でもあの娘はその未完成なヤツのコトがいいって言うんだよ 立場ないよなあ」って言葉も好き。

    「自分の幸せを願うということは 自分じゃない誰かの不幸を願うことと オモテウラのセットになっている時があって だとしたらじゃあ私はいったい何を祈ればいいんだろう」
    結局、自分にできることはその時できることを丁寧に決めていくぐらいしかないんだろうな。
    あと、お父さんの似顔パンはめっちゃ笑った!

  • 真山じゃない方の眼鏡がかっこよすぎる。

  • とうとう!
    竹本くんの自分探しの旅。
    ガンダーラがいい味出してる。

  • この巻もなんとも言えない感じでした。やっぱり目まぐるしすぎるんだろうな自分には。ただ名作と言われて皆に愛されるのは分かります。自分にはハマらないだけで。

    「右のが四季展用で、左のが海光賞用 だな?違うか?」
    「何だあれは?何でアイツはあんな絵描いてる?」
    からの先生との問答が良い。答えなんてないのだ。答えは自分の中にしかないのだよね。

    その流れが、竹本の「自分探し」とも繋がっている。自分探しをしているのは竹本だけではない。最も才能に溢れたはぐにさえ、まさに直面している課題なのだ。

  • 自分の手だけで
    何を作れるだろう

    自分の足だけで
    どこまで行けるだろう

    怖くて蹲って
    悔しくて泣いて
    そんな後ろ姿に

    ぼくは何も言えなかった

    優しさで涙を止められると思ったけれど
    何もしてない自分に どんな言葉が言えるだろう

    そう
    彼女は負けているのでも
    傷ついているのでもなく

    戦っているのだ

    一緒に戦おうなんて言えない
    それは一人きりの戦い

    僕は どこに行くんだろう
    その後ろ姿が とても強かったから
    自分だって どこかに行きたいと思った

    どこかにそんな自分がいるなら
    どこまでだって 会いに行ってやる

    辛くても この手が空っぽでも
    泣きそうでも 勝手にお腹がすくし
    やめることができない自分だから
    どこまでだって 叫んだり走ったりしながら
    自分を出し切りながら 新しい自分になっていく

    どうやったらいけるだろう
    そんなんじゃないんだ
    どこにいけば なりたい自分になれるだろう

    それは この手が空っぽだって
    怖くても悔しくても悲しくても
    虚しくても寂しくても自分が駄目だって思っても
    認めないと 進めないんだ

    そこからなんだ
    本当に始まるのは

    ぼくの物語は
    まだ始まってさえもない

  • 竹本の自分探しスタート。この恥ずかしさ、もどかしさがハチクロならでは。竹本君素直に応援したくなるぜ。
    感想記事→http://utsuyama27.com/hachikuro6/

  • 誰かを試して逆に傷つくことってあるよね。分かってるけどやっちゃうよね。でもそのもがいてる感が青春よねー。

  • ハロー☆キティ―

  • どうしてなのかな……… テレビや雑誌の中では 恋は 楽しくて 幸せそうな色をして並んでいるのに 私の恋は どうしてこんなに 重たくて いやらしいのだろう

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著者プロフィール

東京都出身の漫画家。デビュー作品、 美術大学を舞台にした青春漫画『ハチミツとクローバー』が大ヒットとなり、アニメ化・映画化された。 2007年より『3月のライオン』の連載を開始。 同作はマンガ大賞や講談社漫画賞、手塚治虫文化賞などを受賞した。

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