ハチミツとクローバー 10 (クイーンズコミックス)

著者 :
  • 集英社 (2006年9月8日発売)
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本棚登録 : 5393
レビュー : 602
  • Amazon.co.jp ・マンガ (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088653587

感想・レビュー・書評

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  • 最後に向けてうなぎ上りに好きになっていく漫画は初めてです。ラストで鳥肌が立ちました。ここで「ハチミツとクローバー」が出てくるのか!なんという伏線。羽海野先生は、このラストをイメージして描き始めたんですね。

    「彼女の弱さが、全てが、僕に問いかけ続けた。あなたはだぁれ?って」
    「オレはずっと考えてたんだ うまくいかなかった恋に意味はあるのかって 消えていってしまうものは無かったものと同じなのかって 今なら分かる 意味はある あったんだよここに」

    恋愛や青春という題材を通して生きる意味を問う、素晴らしい漫画です。間を空けてから、また読みたいと思う。

  • ついに、ついに終わっちゃいました、ハチクロ。
    最後まで、独特のコミックでした。
    詩集か画集を見ているかのようなコミックだった。

    ラストのありかたは、終わりが始まり、と言っていいかのような…ここからまたみんな歩き出すんだなと思えた。

    はぐちゃんが選んだこたえは”生き方”としては想像内だったのだけれど、山田さんと同じく、私も「圏外」だとばかりおもていたこたえを選び抜いたので(笑)、かなりびっくりして。
    最後のページまで戸惑いっぱなしで読み終わってしまいました…。

    恋の純粋さ、切なさ、痛々しさ、しあわせがたくさんつまった作品でした。
    羽海野先生、お疲れ様でした。

  • はぐちゃん、あゆちゃん、真山、竹本、森田…みんながそれぞれに、居場所や、向かうべき道を探して前に進んでいけて良かったと思う。私は体は小さくても創作にかける器の大きいはぐちゃんと、派手さは無いけどコツコツ積み上げていく強さを持った竹本君が好きでした。最後のシーン泣けました。うまくいかなかった恋にも意味はある。いや、むしろ、うまくいかなかった恋の方が意味があったりするのかもしれないですね。大切な宝をもらえた気持ちになりました。
    『 3月のライオン』の14巻がきっかけでこちらのハチクロを読み始めたのですが、なるほど、こうなって、ああなるのか…と、順序が逆でしたがあゆちゃんも真山君も幸せそうで良かったです。

  • 一つに集まって 結んだ
    いくつもの糸が
    解けて ばらばらになっていくようで

    最初から 何もなかったみたいな
    気がした

    終わりはなんて あっけなくて
    真っ暗だろう

    終わりにしたい
    でも一人は嫌

    そんな身勝手な心を
    誰かに叱ってほしかったのかもしれない

    一緒にあがこう
    夢を見るように生きよう
    朝陽を見よう
    この世界で 一緒に
    だから 諦めないで

    どんなに離れても あなたのことも
    その後ろ姿も 忘れない
    ずっと 見てる

    その見つめた先で
    夜が明けるんだ

    終わりは真っ暗なんじゃなくて
    ちゃんと続いているし 
    ちゃんと 明るい場所に出るんだ

    だから一人になんて なれなくて

    どうしようもなくて
    寂しくて悲しくて虚しくて
    でも一生懸命どこかで頑張っていて
    そうやって そんなの みんなそうだから

    あなただけが 独りになんて なれない

    辛い時ほど
    忘れてしまうの

    だから思い出して
    いつか一面に咲く四葉のクローバーみたいに

    思い出にしてね
    色褪せない一枚の写真のように

  • 読むたびにいろいろ考える。思いつくままに書いておこう。

    ・「3月のライオン」の零には両親がいない。「ハチミツとクローバー」のはぐちゃんは母を亡くしている。愛し庇護してくれる保護者はいるけれど、親ではない。二人をはじめ他の登場人物たちの多くも、親のいない世界で、笑ったり泣いたり、もがきながら成長していく。意識的にせよ無意識にせよ、そうした形が選ばれていることは示唆的だ。大人になるのに必要なのは愛された記憶であって、現実の親はむしろ阻害要因なのかもしれない。これはかつて若者だった身としては大いにうなずけることだが、20代の子どもを持つ親である今の自分にはほろ苦い認識だ。

    ・それだけになおさら、この10巻に同時収録された「星のオペラ」が胸にしみてくる。羽海野作品では一番好きかもしれない。ハルが「蟻のようなもの」の意味を知る場面では、何度読んでも心が震える。ハルの両親とイグルーの父さんの愛情からの決断が、彼の人生を切り開いたのだ。ドラえもんの「アンキパン」からこんな話が作れるとは。

    ・「空の小鳥」も好きな作品。ギャグ要素があまりなく、絵柄もお話もすごく自然な感じだ。ハチクロのギャグには正直ついていけないのだった。あ、でも山崎君のオシャレ話は好きだったりする。「3月のライオン」新刊で登場して、あっ!と声が出た。でもあのジャージはないわあ。

  • 1〜10巻再読。何万回も読んだ。

  • 好き。

    人物相関図をつくったら悲しくなっちゃうくらいみんな片思い…そんな漫画、ハチクロ。

    この漫画の一番の魅力は、やっぱり、個々のキャラクターの輝き。

    これだけ設定を組めたら、あとはどんなエピソードをもってきても勝手にキャラクターが動くようなところはあったんじゃないかな、と想像する。
    羽海野先生の産みの苦しみにはぼくなんか想像も及ばないものがあったろうけども。

    リカさんや花本先生の気持ちがわかるようになって、年取ったなあって実感します。
    「ああ 原田 会いたいなぁ オレはさびしいよ」ってつぶやく花本先生のそのセリフが、何かわかるようになった。

    もう三周読んだから、読み返さないかもしれないし、また四周、五周と読んじゃうのかもしれない。
    ほんとうに好きなマンガってそんなところあるよ。うん。

  • “再び描きたいという強い思いから懸命にリハビリをするはぐみ。そんな彼女に対して修司、森田、竹本のとった行動と決断は!?春を迎え物語は、ついに感動のクライマックスへ!!”―裏表紙より。

  • それぞれ別の道で生きていくし、この話は青春の1ページに過ぎない。彼らの今後の人生に希望が持てる終わり方で良かった。青春時代に色々悩み考えた彼らはきっといい大人になる。最後のシーンのタイトル回収、見事でした。 
    感想記事→http://utsuyama27.com/hachikuro10/

  • いつまでも、続いててほしかった。
    せつない……

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