駅から5分 1 (クイーンズコミックス)

著者 : くらもちふさこ

• 集英社 (2007年11月19日発売)

感想・レビュー・書評

[pocchamaさんの感想 · 2012年2月23日]

群像劇が大好きなんですがこれはすごい…
たくさんの登場人物が出てくる中でいつも１人の少年が際立っている
読み終わってみると、その少年を中心にぐるりと人の円ができていて
世界観が見事に繋がっている
ツボでした

[mariamaniaticaさんの感想 · 2011年5月30日]

30年以上のくらもちファンですが、コケッコーあたりからの絵が苦手で今やギリギリ。若者の生態なんて相変わらず年齢を感じさせない描き方でさすがと思うしお話も面白いけど、絵を・・・どうにかしてください。

[aisoraさんの感想 · 2010年10月4日]

<１～３巻>
花染駅周辺が舞台のオムニバス。各話中に共通のアイテムや人物がリンクしていて、おもしろい。登場人物がメインでもサブでも魅力的で◎。
ただ、私は「花に染む」から読んだ人なので花乃が絡んでこないのかが気になって仕方ない…。

[bukuroguidkodamaさんの感想 · 2019年1月12日]

多くはない線で簡潔な物語を多彩に表現する
これぞ画芸の極み
作者はこの様式においての完成型で常にあり続けていて恐ろしい

[凪野基さんの感想 · 2018年10月8日]

1話目にやられました。うわあーっ！

[SASAMOさんの感想 · 2018年5月18日]

ある町内の群像劇　特殊な能力を持ってる人とか出てこない（変わってる人はいる）普通の町内の話なのに出てくる人はとても個性的だし楽しかった　流石くらもち先生　最後に地図が載ってるのも、何度も読み返したくなって良い

[保山ひャンさんの感想 · 2015年3月15日]

駅から５分の街の人々の群像劇。
エピソード１の、記憶喪失の単語帳の話がよく出来ていて感動した。ベタかもしれないけど、こういうちゃんとした物語は評価しておかないと。

[nerucoさんの感想 · 2014年10月14日]

20140923読了

[nikotannさんの感想 · 2014年3月13日]

短編だけどそれぞれがおもしろい。きゅんとします。
しかも、皆どこかで繋がっているのがおもしろい。

[katatumuruさんの感想 · 2013年7月28日]

花染町に住む人々のお話。
告白された直後、その相手が記憶を失ってしまった女子高校生の複雑な感情を描いた１話から始まり、その記憶を失う原因となったタクシーに乗っていた女性の話へと、お話が少しずつ絡みあってつながっていて－。

よく考えて作られてるな～と読み返す度に感心します。
最初１巻だけ読んだ時は「ふ～ん」くらいの感想だったのが－。
大体くらもちふさこさんのマンガがそういうお話が多い。
噛めば噛むほどうま味が出るスルメみたいだと思う。

またこのマンガには大体の話において登場する生徒会長の少年がいますが、それがいかにもくらもちふさこさんの描く男の子！という印象。
イケメンでつかみどころがなくて、優しいんだか冷たいんだか分からない。
すごく魅力的なキャラです。

視点が変わる事によって見る側に違う印象を与える。
それがひとつのマンガになっている。
何度も読み返したくなるマンガです。

著者プロフィール

1972年デビュー。『おしゃべり階段』『いつもポケットにショパン』など少女マンガ史に残る名作を数多く発表。講談社漫画賞受賞作『天然コケッコー』は映画化もされた。長期連載『花に染む』が2016年に完結。

「2017年 『くらもちふさこ』 で使われていた紹介文から引用しています。」