P.S.アイラブユー (クイーンズコミックス)

  • 集英社 (2009年9月18日発売)
4.11
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感想 : 83
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Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ) / ISBN・EAN: 9784088655550

作品紹介・あらすじ

ドイツ語専門の翻訳家として働く伊勢一三子・33歳独身。仕事に生きがいを感じて没頭する日々の中、図書館でひょんなことから出会った少年・草市とひとときを過ごすようになり…。表題作ほか、彗星が地球に近づくその日の人々を描いた読切りシリーズを収録。
【収録作品】Room201/告白物語

みんなの感想まとめ

自己の選択と人生の意味を考えさせられる物語が展開されます。主人公の一三子は、ドイツ語の翻訳家として充実した日々を送る中で、周囲からの期待やプレッシャーに揺れ動きます。結婚や子育てを選ばなかったことに対...

感想・レビュー・書評

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  • ドイツ語の翻訳家として頑張ってきたイサコ。結婚もせずに仕事に打ち込んできたけど、親に孫の顔がみたいなどと言われて自分の選んだ道が正しかったのか迷う。

    正しい、正しくないではなくて、何がしたいか、何をして満足するかが大事なんだと思った。
    子供を産んで育てるってホント1人で出来る事ではないし、大変なことで、子供がいるって事は1つの一大事業をやってます!というメインストリームな訳だから、それをしてないという引け目は独身女性なら誰しもある気がします。
    気にしなきゃいいとはいえまだまだ「世間」的には結婚して子供がいないと「ちょっとアレなんでは」という目で見られるわけで。

    子育てしてなくても、それに代わるくらい一生懸命自分のやりたい事を満ち足りた気持ちでやってるならいいじゃん!と思わせてくれる作品。

    草市くんの「ファイト?」がめっちゃ可愛いw


    そのあとの短編もロマンチックなのもあったり、色々で面白いです。
    なんていうか、くさいセリフなんだけど、絵とか余白とかでなんか素敵に読めてしまうんですよね。
    とても好きな作家さんです。

  • 谷川史子さんにはまるきっかけになった1冊。
    りぼんっ子だった小学生当時にはほのぼのしすぎて、谷川作品の良さがいまいちわからなかったけど、大人になって再び出会えて本当に良かった!
    素直で優しい気持ちになれる大好きな作品。
    悲しい物語じゃないのに何だか切なくて泣きそうになります。

  • 谷川史子先生を知ったのは何がきっかけだったか…くらもちふさこ先生を好きになって、その延長かなあ。
    大人の少女漫画のなかでも、谷川史子先生の絵にはどこか色気があって好きです。

  • おひとりさま物語とどの話がどっちだっけとかぶる。ぽっちゃり佐熊くんにいらっとするw

  • 表題作「P.S.アイラブユー」が素晴らしい。

    主人公はドイツ小説の翻訳家の女性。仕事一筋で生きてきてもう三十路過ぎ。
    ある日、夏休みで帰省してきた小学生の少年に出会い、自分よりも一回りも年が違う純朴な彼と友達になる。

    翻訳家のお姉さんと少年の交流が、二人共人付き合いが不器用で微笑ましく、その関係にほっこりして思わず涙が流れました。


    其他作品も、恋愛に向き合う様がそれぞれの主人公で違う形をしていて面白いです。


    是非に

  • 「P.S.アイラブユー」

    :前編 一三子より:
    充実した生活を送るドイツ語翻訳家
    女性 30代 独身
    仕事が出来て生活も充実していても、やっぱり
    おかあさん になりたいっていう欲求。
    子どもから与えられるパワーに導かれる。
    こういう「いきづまった(生き詰まった/息詰まった/行き詰った)ときほど
    子どもの純粋で底なしのパワーって凄いと思うのね。
    最近わかってくるようになった、のかな。

    :後編 草一より:
    子どもの成長物語を親の目から眺めて。
    っていうか、ここで彼が出てくるなんて。
    物語であっても、こういう偶然で奇妙な繋がりって
    やっぱり必然であるんだろうなぁ
    と思います。
    でも、わー!大人になるって
    こういうことなんだね!

    「Room201」

    :episode1 S区:
    側にいると努力したい人かぁ
    ほわほわしてるのは嫌になるのかも。

    :episode2 M区:
    殺気に満ちたわんこ!
    夜の散歩へいくときの顔が、優しいね

    :episode3 H区:
    で、このお話に繋がると。
    谷川さんの話は、同棲と、すれ違いと、別れと、出会いが多いけれど
    本人もそんな体験したのかなぁ
    って思ってしまいます
    切ない物語ばかりだからねぇ

    短編集が多くて読みやすいけど、どれも心にしっとりとした
    感触を残していきます。
    そういうところがこの作者さんの好きなところ。かな

  • とにかく心が温かくなる一冊です!特に表題作が大好きです。
    33歳独身の翻訳家の女性が、図書館で元気な小学生の男の子とそのお母さんと知り合って……
    結婚せずにしたい仕事に打ち込んだ女性から見れば、お母さんになった女性がすごく見えて、お母さんになって家庭に入った女性には仕事で成功して自分の力で生きている女性が素敵に見える。元気な男の子を中心に対照的な二人の女性が描かれていて、読者から見るとどちらも素敵だなぁとほのぼのと思わせてくれる所がこの作品の素敵なところだと思います(^-^)♪ ラストの驚きのオチ(笑)が更に2人の間に不思議なつながりを作って、人のつながりっていいなぁと心が温かくなります。
    女性を勇気づける作品だと思います♪ …いさ子さんにも是非ぴったりのパートナーが現れますように。。。

  • 今まで読んだものに比べると、背景とか書き込みびっしりだな~というのが第一印象でした。主人公は翻訳家と言う仕事も軌道に乗って、人生上手く言っているような気がするのだけど、何か淋しいと言う女性。そんな女性が、小学生の男の子と出会うことで、もう一つの、母になった自分という可能性について考える。30代過ぎて1人で仕事頑張っている女性は1度は考えるんだろうな~。ただ、この女性は、小さな手のぬくもりを愛しいと思えた自分を誇りに思いながら仕事を続けるという、なかなか、働く女性を励ますラストでした。でも、気になったのが・・・この本全体に言えるのが、作者の他の話で見たようなシーンを感じさせるところが多かったのが残念。何の垣根もなく主人公になつく子供は、ツバメが姿を変えて出てきたあの子を思い出させたし、奥さんが突然いなくなる話も他であったし・・・そこがちょっとなぁ・・・と言う感じでした。ストーリーはいいんだけどもなぁ(・_・、)。

  • あまーいです。何も引っかからない。

  • お気に入り!

  • よかった

  • 急に谷川史子マラソンがしたくなって久しぶりに掘り出したのでついでに登録。

  • 夏休みの間に仲良くなった小学生(とそのママ)と翻訳家の33歳の女性。
    その小学生のパパが漫画的偶然で元彼だったっていう凄い話。
    夢を追いたいからって別れたけど、2人共が幸せになれて、こっちまでやさしくなれる気がする。
    こんなに優しさで溢れた世界ならいいのになあ。

  • かなり久しぶりに買ったコミックス。(正直、タイトル買いでした。ビートルズの名曲です。)

    …当たりでした!

    特に20代後半の働く女性にグッとくる内容では。共感できる部分ばかりです。あたたかくてまっすぐで、じんわりとした優しさのある作風。

  • 似たようなお話。谷川先生だなあ…という。やっぱり昔より狙ってる年齢層が上だな〜当たり前だけど寂しい。
    表題作と最後が好き。

  • 選んだ道を後悔していないのに、思いを切り捨ててきたんじゃないか……、と悩む主人公に共感してしまいました。

  • 自分のしたい仕事をしている女性に憧れてしまう作品です 独身や翻訳家、太った彼氏もいいなぁって考えにさせてくれます

  • 特に表題作の「P.S.アイラブユー」がすきです。
    自分のやりたい仕事を貫くことも、家族をつくってこどもを育てていくことも、どちらも素敵だなと思いました。

  • 谷川史子だいすき。
    翻訳者の主人公のものがたり。
    いいなぁ。

    なんどもよんでしまう。


    こういう人生いいな。

  • 1話目でほろりと目から水が…。例えばこれを十代で読んでも、まったく共感できなかったことでしょう。歳を重ねることも、日常を丁寧に過ごせば素敵なことだ。

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著者プロフィール

5月8日生まれ。長崎県出身。1986年に「ちはやぶるおくのほそみち」(りぼんオリジナル)でデビュー。可愛くて親しみやすい絵柄とストーリーで、男性にもファンが多い。2007年12月発売のアニメーションDVD「東京マーブルチョコレート」のキャラクターデザインを担当。現在Kissで「おひとり様物語」シリーズ連載中の他、Cookie、コーラス(共に集英社)などで執筆中。

「2011年 『おひとり様物語(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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