- Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088655970
感想・レビュー・書評
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コーヒーブレイク本。
弓道を始めた神社の隣の畳屋の娘・花乃と、その周りの人々が織りなす日々を描いたComic第1巻(2010/08/24発行)。
タイトルに西行法師の和歌「花に染む心のいかで残りけん 捨て果ててきと思ふわが身に」の初句が充てられており、日本画を思わせる画風もマッチしています。
落ち着いた雰囲気と弓道をテーマとした内容に惹きつけられる、心落ち着く本だと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
駅から5分と一緒に読むと相当面白い。
くらもちさんのこの距離感、好きだなぁー。
わたしは男女の友情はあると思ってるので、
やっぱり花乃に感情移入してしまうけど、
雛さんも好きです。
というか、登場人物全員がこんなに愛らしくて魅力的な漫画貴重。
ほんわかした中にキリリとした冷たさもあり、
全体的にほろ苦い。
本当に、距離感が絶妙。
『駅から5分』の方は主人公が1話1話違ったけど、
これは花乃の話なのかな?
こういった『超普通』の女子を主人公にすえて、
しかもその他の個性的過ぎる登場人物に食われてない、
いやむしろどこまでも普通であるがゆえに彼女の魅力が最大限に表現できていてそれもまた素晴らしい。
これは買い漫画です。 -
静かな落ち着いたトーンの中に、力強いメッセージがこめられているような、後に引く作品でした。
間合いというのかな、くらもちふさこさん独特の行間があってそれがとても心地よく、しばし浸ってしまいました。
久しぶりのくらもち作品でしたが、花乃をみるたび『いつもポケットにショパン』の主人公を思い出していました。
弓道って奥が深い。
そして弓を持つ姿がとてつもなくカッコイイ。 -
いま読むべき漫画byPENの中でみつけ、弓道漫画、ということで飛びつきました。男女の恋だか友情だかは絡んでますが、弓のシーンが美しくて惚れ惚れ。昔弓道やってましたが、当時のピンとした気持ちが蘇りました。弓道用語がたっぷり出てくるのもたまりません。
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兄弟と幼なじみの女の子の3角関係はなしかな〜と思っていたらいきなり死ネタから始まってしまって、私のあまり好きではない重い展開っぽいな…と警戒しつつ読んでいたけど、確かにテーマは重そうなんだけど、主人公の女の子のサバサバしたキャラのせいか、あまり重さを感じずに話が進む。この主人公みたいに、肝の座った女の子って良い。
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「駅から5分」が出ない出ないと思っていたら、いつの間にかこういうような形で新しい作品が出ていて。がちょーん。ていう。「駅から5分」のスタイルを変えた続編。ということは、もう「駅から5分」は強制終了で、そのままこっちに移るということか。面白いけれど、うーん、面白いんだけども、なんか腑に落ちない。でも面白い、ていう。雛さまがかっこよすぎるでおじゃる。(10/10/8)
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『駅から5分』を踏まえて読むと尚一層おもしろい。
ってわたしはこっちから読んで駅から〜よんだけどw
ただいま2巻マデ -
面白いけどまだつかめない感じもします。
駅から5分よりは少しダークな印象がしました。 -
息子が弓道部なので、主人公が弓道やってるというのにひかれて読んでみました。
で、この本のもとになったという「駅から5分」も読みたくなって大人買いしてしまった。
さすがくらもち先生、面白いです。 -
大学時代に弓道やってたので、用語とか空気感が懐かしい…。空気感の表現が本当に絶妙。
「駅から5分」の陽人の過去ストーリー(?)。陽人の過去は興味深いけど、私は陽人と姫とのやり取りが好きなので、「駅から5分」の方が好きだなー。