アリエナイ月曜日 (クイーンズコミックス)

  • 集英社
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本棚登録 : 68
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088656441

感想・レビュー・書評

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  • 余裕を感じさせる面白さ。名作ではないけれど、率先して読みたくなる。

  • 人間の”生死”を管理する生命維持管理局の面々のお話。ただ事務的にことを進めればいいのに時に死に行く魂に寄り添ってしまい、様々な事件を起こす。表題の「アリエナイ月曜日」は泣けるほっこりした作品でしたが、読み進めていくうちに「生命の循環」という話が出てきて・・・。循環を管理している彼らもまた、循環の一部だった。小作品ながら、生と死について少し考えさせられる作品でした。

  • 画力抜群のもんでんさんが描くから、丸いだけの天使ビジュアルが生きる(笑)。死を前にした人間の前に現れる天使と人間の物語。人間の業と、元人間の天使の間に紡がれる心情の物語とも言える。がっつりお涙頂戴系だけではなく、人を愛する気持ちと言うものが描いてある。第1話のアリエの自己犠牲愛が切なすぎて、世界観にいきなりダイブさせられる。そして、もんでんさん描くイイ男が色々拝めるのもお得感あり!!

  • ★内容説明

    神や天使は存在する。ただ人間が想像しているのとはかなり形態が違うのだが…。天界の生命維持管理局。その局長が【神】で職員が【天使】にあたる。この物語は、そんな彼らの愛と苦悩と喜びの記録である。
    【収録作品】シカタナイ一夜/キリガナイ虹の果て/ヤルセナイ愚か者



    もんでんあきこさんの漫画です。
    現在、スペリオールで『雪人』を連載中で、その1巻が出たのでAmazonで購入したのですが、そのときにこれも紹介されていて。
    もんでんあきこさんの他の作品にも興味があって、これも一緒に買ってみました。

    『アリエナイ』ことが起きた月曜日。
    冴えない毎日を送っていた女性のもとに、美形の青年【アリエ】が現れます。
    彼は自らを天使といい、手違いで主人公の女性の寿命があと一日だと告げます。
    残された一日をどう生きるか。
    彼は女性の最後の願いを叶えるために遣わされた存在でした。
    女性はどんな願いを望み、最後の一日を過ごすのでしょうか。
    あまりにも心優しい天使の青年は、彼女の望みを叶えることが出来るのか。
    女性の身に起きたアリエナイ出来事。
    けれどそれは、涙無しでは読めないお話になっています。

    アリエの同僚【シカタ】。
    アリエやシカタの上司【キリガ】。
    そしてキリガと同じサトリの力を持つ【ヤルセ】。
    それぞれの天使が人の傍らに寄り添いながら、本当の愛、本当の優しさ、本当の涙を紡いでいきます。
    どのお話も、非現実的な存在が関わっているのに、より人間的で、より現実味のある生き方をしている天使たち。
    『天使』という存在の意味とはなにか。
    そこにもまた、一つのドラマが隠されている漫画です。

    機会があれば是非、読んでみて下さい。

  • なんでアリエ編を一番最初にもってくるかな~・・・泣けてしまって先が読めないじゃないですか。設定といいお話といい文句なしの一冊。

  • もんでん さんの描く男性キャラは、色気があって良いよね。

    それだけで目の保養的な感じが。。(笑))

    いやいや―――心に残るファンタジーな、お話でした。

    続編を描かれるのをお待ちしております。

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