最終ループ (りぼんマスコットコミックス)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 56
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088670904

感想・レビュー・書評

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  • 牧野先生が描く女の子にすごく魅力を感じます。
    緊張すると声が出せなくなる少女の君がいた。がいちばん好きです。

  • 『罪と罰』『復讐の連鎖』という重たいテーマを描いた表題作は、読み終わった後もどこか心に引っかかって離れません。

    いじめや進路、親との関係など、思春期の複雑な心情が丁寧に描かれており、ストーリーが恋愛だけに走っていないところに好感を持ちました。恋愛至上主義に走りがちな「少女漫画」というジャンルにありながら、その中でも異彩を放つ作品ではないでしょうか。


    ***

    嘘をつかざるを得ない少女。
    かつて罪を犯した少年。
    復讐を遂げようとする少女の姉。
    物語はこの3人を中心に進んでいきます。以下ネタバレです。


    いじめから逃れる為の転校を条件に、姉の復讐に協力していた主人公。ところが、嘘をついて近づいた『復讐相手』である少年と恋に落ちてしまう。。。

    さてここからが葛藤の始まりです。主人公も『復讐はいけない』と頭ではわかってても、でもいじめられるとやっぱり悔しくて、どこかで『自分はこんなに辛いのだから、仕返しぐらいしたっていいんじゃないの…?』とも思ってしまう。

    どうして仕返し(復讐)は、無限にループしていつまでも終わらないのだろう。そんなループはもう嫌だ、私達で終わらせたい…というのが主人公が見つけた答え。そして、許す事も大事だよね、というなんだかハッピーエンドっぽい結び。

    ですが。
    お姉さんは今までがああだったから、多分少年の事完全には許してないと思うなぁ。。。(笑)


    読んだのが大分前なので、所々間違ってたらすみません。

  • 作者はイジメや嫌がらせが好きなのだろうか
    ワンパターンすぎる
    うさぎがでてくる話の横顔が槙ようこさんみたいだった。ゆがんでたけど。

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著者プロフィール

2008年『青のツバサ』が『りぼんスペシャル』春の大増刊号に掲載されデビュー。

牧野あおいの作品

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