いちいちズキズキハート (りぼんマスコットC)

木村恭子

• 集英社 (2011年8月11日発売)

感想・レビュー・書評

[いかさんの感想 · 2014年9月16日]

増刊等で読んでいて大好きな作家さんの初コミックス。
表題作のみの収録で、表題作が掲載されている増刊を残してあるので…と思っていましたが、おまけ部分が読みたくなったので購入しました。

作品にもおまけの文字にも、恐らく作家さんご本人が持つ勢いのようなものが現れています。

現在、りぼんの漫画は単行本化しないものが多いので（以前は一冊分集まれば単行本が出るくらいの勢いでしたよね？）他の勢いある読み切り達が単行本化しないのが惜しいくらい、いい勢いのある作家さんです。

いちいちズキズキハートだけではページ数が少ないので…なにか読み切りも一作入れて欲しかったなあというのが単行本化を持つファンの意見です。きっと共通。

[さんの感想 · 2011年9月27日]

ぃやっと出ました…。言葉選びの訓練が出来ていて、器用に自分の中から感情の向いてる方向を指し示す言葉を的確に選び取ってるなあ。　初期短編が好きで（ただただデイドリームビリーバー/苺/いますぐビームユー！/東京は深夜三時）個人的にりぼんで一番の漫画家さん。記号的でない生きてる絵を描く人です。生気に触れるようだよ。（記号的な絵が悪いわけじゃないんだけど）早く短編コミックス出して～

[邪馬台国マヤさんの感想 · 2011年8月13日]

よかったよー！！

著者プロフィール

指導/監修◎木村恭子（天道流薙刀術 第17代宗家）
指導協力◎木村有里、木村充

【天道流】は1581年（天正9年）、塚原卜伝の門弟斎藤判官伝鬼房（「坊」に修正）が創始。総合武術として、薙刀、剣、二刀、杖、小太刀、短刀、鎖鎌など多種の武器術が伝承されている。形そのものが真剣試合とされ、相手の動きに従い、千変万化、合理的に薙刀の筋条を正しく押し切り、引き切り、あるいはエグリ突く。腰の開き、組足の力に特徴がある。

「2019年 『ＤＶＤ　天道流薙刀術入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」