さよならミニスカート 2 (りぼんマスコットコミックス)

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  • 集英社 (2019年3月25日発売)
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Amazon.co.jp ・マンガ (168ページ) / ISBN・EAN: 9784088675435

作品紹介・あらすじ

「こんなことしてるからファンに刺されるんだよ」
傷ついた元アイドル。正体を隠して生きていくと決めた彼女の周りで、さらなる事件が──!?

感想・レビュー・書評

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  • りぼんだと思ってなめてました。
    申し訳ありませんでした。

    「どうしてただの仮装大会がミスコンになったのかな。どうして男子の部活にだけ女子のマネージャーがいるのかな。どうして女の子のアイドルは30歳になる前に消えちゃうのかな」
    学校でもとびきりの美少女であり、自らのかわいさを消耗する美玖がぶつけるこの疑問、正直答えられないと思いました。
    仮装大会がミスコンになること自体は悪ではないし、マネージャーは好きでやっていて男子に強制されたわけじゃないだろうし、それぞれは別に悪いことというわけじゃないと思います。
    であるのに、これが確かに質問になりうるという矛盾。

    この作品を読んで得た疑問を子供からぶつけられる大人がいるのかもと考えると、少し恐ろしい。でも少女だけが読むのじゃ勿体ない。
    賛否を別にしてもいろんな人に読ませるだけの力のある作品だと思います。

  • 男の視点から、女の視点から、様々な「過去」やトラウマが浮き彫りになる巻。
    男性性に対する女性目線からの描き方がやや「THE少女漫画」的な部分はあるものの、前巻以上にヘヴィな内容で読み応えアリ

  • いやっ…おもしろ
    女として共感の嵐でしかなかったし

  • いやー、これすごいの一言。
    ミソジニーの構造を浮き彫りにしてる。
    これを、メイン読者が小学生〜中学生の『りぼん』で連載してることには大きな意味があって、高校生も共感はするだろうけど、「遅い」んだよな。
    でも、子供はどんどん大人になるから、普通の少女漫画のスピードだと追いつかないので、どんどん物語を展開させてく、これ重要。

    未玖みたいな子が、実はこっそり傷ついてるの、同年代には分からないんだよね。
    アラフォーになって、冷静な視点ではたから見ると、その構造にゾッとする。

  • とにかく刺激と次へのヒキが強くてグイグイよんじゃう。このスピード感を保ったまま、どこまでいくかみていきたい

  • 仁那が自分の意思で光を信じようとし、それに応えようとする光もよかった。からのシャツ姿の破壊力ね!
    自らの可愛さも女性への偏見でさえ利用している未玖。でも、だからこそその価値観に最も囚われてもいるんだろうね。

    男とか女とか、その人の立場やアイドルであることとかに対する様々な偏見(とそこからの脱却)をテーマに織り込んでるマンガだよね。
    読んでると偏見は相手を傷つけるだけじゃなく、偏見に囚われることでその人自身もまた傷ついているのかもと感じた。

  • 「かわいい」が世界共通語になりつつある昨今における、女性ジェンダーの問題について考えさせられる漫画。
    女性の発する「かわいい」とは抱擁のことであると誰かが言っていた。たとえばぬいぐるみをみて「かわいい」、アクセサリーをみて「かわいい」。男性からのかわいいを期待しつつ、それに応えようとするのは女性ジェンダーとして自然だと思う。が、過剰に応えようと・承認を得ようとして、自分自身を見失ったり、自信を逆になくしたりするのは、どうしてだろう?今の社会構造やマスメディアの構造では、個人主義的すぎて、承認欲求の追求や個人幸福の追求すら、窮屈になりつつある。
    この漫画は、以前も述べたが、犯人捜しのサスペンスとしても楽しめるし、ビジュアル的にはBLのようなエンターテインメント性もありつつ、王道の恋愛少女漫画としても楽しめる、総合漫画と言っても過言でない。大味じゃない。久しぶりに、知的好奇心と興味本位の楽しみを満たす漫画に出会った気がする。文句なしに☆5。

  • 『これからの男の子たちへ』で紹介されていたので読んでみた。著者が自身の息子に勧めているマンガとのことだったが、さもありなんという感じがした。ホモソしぐさも満載。
    主人公の周囲の大人、特にサラさんという人の言動にはいろいろ疑問を感じた。傷ついた人へのケアとか配慮とか、そういう観点で。

    作者の体調が心配ではあるが、着地を見届けたい。

  • 「被害者側の自己責任論」をとにかく否定していて良い。

  • 堀内くんとピュアクラ現メンバーの良い人感。正暉のナイスサポート。辻ちゃんの思いきり。「えー、そこで?」という感じの2巻終わり。りぼんでは休載中なので続きはいつになるのか……

    2025年6月14日、再読。

  • 光君、犯人じゃないとはっきりしてよかった。
    未玖ムカつくけど、そうなってしまう気持ちもわかんなくもない。
    なぜ男の一部のために女同士ぶつかり合わないといけないのか? 納得いかないものがあるよな。
    理解しようとして苦しむ光くんみたいな男子も気の毒だし。
    好きでやってる「らしさ」はいいけど、誰かに「こうじゃないと」って言われてやるのは男女問わず苦しいだけ。

  • 神崎仁那は、アイドルクラブ「PURE CLUB」の元不動のセンター。握手会襲撃事件の被害者になり、アイドルを引退した。だが同級生の堀内光に気づかいされ同級生に痴漢してた犯人を捕まえる手伝いをしたことから、仁那と光は信頼し合うようになる。
    だがアイドル時代の友人サラから、犯人の特徴である「耳を掻く」を教えられ、光も耳を掻くしぐさがあることから友人は仁那を握手会で襲撃した犯人と疑う。
    だが光の友人から、襲撃事件の日は追加入試試験を受けていたことが分かる。犯人の特徴である脇腹の3つの黒子がないことも、分かった。
    光が仁那に優しくしてたのは、光の妹六花が先生にセクハラを受けて苦しんでいたので、仁那を六花と重ねて見ていた。
    光は、仁那が学校を送り迎えする役を買って出る。だがそれで、光に片思いしている長栖未玖の怒りを買う。
    ストーカーに狙われていることを逆手に取って光に送り迎えを頼み、仁那がアイドル時代に撮影したグラビアを学校の生徒に曝し、光と仁那を引き離そうとする。
    だが光と仁那は、お互いにとって特別な存在になっていた。未玖に起きた事件が、仁那と光の絆を揺るがす。
    波乱の予感の第2巻。
    光を特別な存在と思い始めて、自分の感情に戸惑いドキドキする仁那が、キュート。
    光の妹六花が先生からセクハラされた被害者なのに、「先生と距離感が近いけど、気のせいだろ」「先生に媚び売っているから自業自得」と誹謗中傷される苦しみ。無神経に女性の同級生をミスコンの候補者として優劣を決めたり、アイドルを可愛らしさを売っているから頭の中でも実際にもどう扱われても仕方ないと、女性の魅力を人間ではなく対象として消費する男性の無神経さが、男性にも分かるように説得力あるリアリズムで描かれている。
    「何で男子の部活に女性のマネージャーがいるのかな?何で女の子のアイドルは30歳になる前にいなくなるのかな?」
    女の魅力や可愛いを消費する男性の愚かさに乗じて、男性に媚びて欲しいものを手に入れる女性の狡猾さとそうしなければ男性社会で生きられない苦しみを、未玖を通じて描かれていて、女性への暴力だけでなく、女性の魅力を搾取し消費するアイドルやミスコンや女を容姿の優劣で差別するルッキズムなどにあるものの病理を掘り下げている第2巻。

  • ジャンプラで追っていますが毎回毎回読み応えというか、ぐっと気持ちを込めてから読む漫画。
    みく、イヤな女だなと思ってはいたけどだからって被害に遭わないでほしい 仰向けのあのページ、ウグーッてなってしまった すべての人間が見た目にも精神的にも被害者にならないでほしい 自分もやってるんだろうけど、なんにも考えない一言や価値観が誰かにとってのオエッて原因になるんだよな そういうの考えていきたいね
    みくの「奪う」って読んだ瞬間あ〜この子は光子なんだな〜と思った(バトロワ原作版)。でもみくにとっての滝口は…おそらく光くんではないんだよ………………

  • このマンガがすごいで気になっていたけど、そのまま忘れていたもの。この度どういう経緯か、だいぶ久しぶりの新刊が出たらしく、それを見て思い出し、改めて入手・読了に至ったもの。しかしこれ、素晴らしいです。アイドル・ミステリってキーワードからは”推しの子”が見え隠れするけど、マチズモにグッと踏み込んでいるのが良い。りぼん連載の少女漫画だけど、むしろ多くの男性に読まれるべき。何より、物語自体の高いリーダビリティが圧倒的魅力。続きが楽しみ。

  • 相田編集長うるせー。

  • 衝撃的
    りぼん、なんだ…
    重くて辛い
    それぞれが苦しい
    ミクは背負うものがあるとはいえ憎たらしかったけど、だからってそんな目にあっていいものではない
    女の色々な面を、言葉にできない大事な事を伝えてくれている。辛いけど。。
    だからりぼん、でよいのかもしれない
    ミクの兄もヤバそう
    休載中とのこと。
    どこに向かうのか…
    被害者は悪くない、女の子だから悪いわけじゃない、と伝えているのはよいけど…
    いい年してても読むのが辛い

  • このまんがすごい2020から!おもしろい!!

  • 評価に迷う…でも意外な方向に展開してきてどう収拾するのか気になる。どちらかというと鬱展開。これりぼんなの?少コミでなくて?

  • 私にカップルクラッシャーしてきた元グラドルも自業自得な目に遭えばいいと思っています…
    『女の武器』や『可愛さ』を使う女は、女だけではなく男でさえ平気で傷付けて来るよ…

    未玖は、解っていて『可愛い』を使っているのだから、この結果も受け入れるべき。
    「女の敵は女」とよく言うけど、長く生きれば生きる程、実感する事が多くなる‥

  • ミカンバコにて。
    続ききになる〜〜!!

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著者プロフィール

2008年『青のツバサ』が『りぼんスペシャル』春の大増刊号に掲載されデビュー。

牧野あおいの作品

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