賢い犬リリエンタール 1 (ジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 692
感想 : 70
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088700045

感想・レビュー・書評

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  • 1巻が書店でなかなか見つけられず、2巻を先に買いました。
    本誌では、読み切りの時から気になっていた作品です。

    ハートフルというとベタベタ過ぎて、言葉のチョイスとしては自分の好みではないのですが、確かに優しさに溢れた作品です。
    少し不細工な主人公犬(?)リリエンタールの素直な可愛さや、設定のSF(すこしふしぎ)テイスト、柔らかな空気感のさじ加減が絶妙だと思います。
    また、どの登場人物からも善意が感じられる描き方にも好感を持ちました。
    サブキャラのライトニング光彦とかすごいいい奴だし。

    本誌では、現在打ち切り候補に挙がっているようですがネットなどで皆さんの感想を見ると、リリエンタールが愛されていることが感じられ、うれしく思いました。
    掲載誌がジャンプでなければ、もっと評価されていい作品という気もしますが、本作は少なくとも自分の中ではかなり良作品です。


    「こわくないですぞ
    おにいさんとおねえさんがいますので」

    賢い犬リリエンタール 1 (ジャンプコミックス)
    -出典:賢い犬リリエンタール 1 (ジャンプコミックス) / 葦原大介 より

  • 老若男女問わずの良作!
    ぜひ読んで欲しい作品として推薦する。
    リリかわいいな!で終わらない、新たに3兄弟となった日野家を中心にリリの不思議な力が作用して起こる出来事を読んでいく話。
    その時に重要になるのが心理描写、理由はそこがトリガーだからなんだけどそういう設定がうまいなと関心。
    作中でのナレーションは絵本を彷彿とさせてリリのビジュアルと相まって柔らかい雰囲気、かと言ってふわふわな話かといえばそうでもなくちとばかり黒の組織的なものを含んでいたりでバランスがいい。
    道徳の教科書に使えそうな気がする

  • ワートリがすごく面白かったのでこちらも読んでみた。ワートリとはぜんぜんカラーの異なるすごくほのぼのした漫画。ジャンプ掲載時パラパラとは読んでいたけど、あらためてじっくり読むと可愛いし面白い和む。カバー裏の濃ゆいキャラ紹介が無いのが残念(笑)

  • 連載時は、「犬の話はちょっと」とか「ほのぼの系はちょっと」と、嫌煙してたけど、今になって読んでみたら面白かった。猫も居るよ!宇宙ねこ飼いたい……何あの目力。キャラがみんな個性的と言うか、じわじわ忘れられない。カナリーナ可愛い。

  • かわいい。そしてリリエンタールのどこがかしこいのかわからない。

  • ジャンプで久しぶりのヒット作だった。キャラがみんな魅力的、時々入るギャグのセンスも抜群、ストーリーもファンタジーとリアリティーのバランスが良い。全体を通して良心的で、漫画の根底に優しさが見えるのでほっとして読める。4巻しか続かなかったのが悔やまれる。

  • 才能の片鱗!

  • この人の作品好きだったのに。

  • 2010年3月16日読了。
    賢い犬……このタイトルだけで撃ち抜かれましたよずだぎゅん。
    この表現からしてちょっと違うでしょう。普通「名犬」とか「忠犬」とか書くものだよ。賢い犬って。
    実はしばらく「かしこいいぬ」って読んでた。正しくは「かしこいけん」と読むらしい。
    実際本当に賢くて素晴らしい「弟」で感心したよ。てつこ、羨ましいぞ。兄、名はないのか。
    変な仲間が増えたり変な場所に連れて行かれたり、たいへんだけどドキワクさせてくれます。
    次は誰かな。どこかな。もっといっぱい読みたいなー。

  • すごく面白かったです。設定がぶっとんでるのに、すんなり作品の世界に入っていけました。絵もきれいだし、登場人物もみんな魅力的。久々のお気に入りの漫画になりました。

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著者プロフィール

葦原大介(あしはら だいすけ)
1981年、東京都生まれの漫画家。岡山県育ち。高校卒業後はアルバイトをしていたが、第75回手塚賞で『ROOM303』が準入選し、2008年『週刊少年ジャンプ』掲載、漫画家デビュー。2009年『賢い犬リリエンタール』で初連載。
代表作に2013年から『週刊少年ジャンプ』で連載開始した『ワールドトリガー』。2014年、アニメ化された。度々の休載を挟んでいるが、2018年、『ジャンプSQ』での連載再開が告知された。

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