- Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088704500
作品紹介・あらすじ
失われた王の記憶を巡り、進められる王とプフの勝負。王は“円”に反応したウェルフィンの下へ。そして追い詰められたウェルフィンの一言が、王の記憶を呼び覚ます。一方パームが語る、王に使った爆弾の正体とは!?
完全オリジナルストーリーの劇場版の制作が決定。
バンダイナムコからPSP「HUNTER×HUNTER ワンダーアドベンチャー」が2012年秋発売予定。
3月19日発売の少年ジャンプに掲載されたNo.340話において、次号から休載することが発表された。
感想・レビュー・書評
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キメラアント編完結!メルエムとコムギのシーンはどうしようもなく泣いてしまう。蟻の王に生まれ、圧倒的な力を持ちながらも己の存在意義に疑問を持ち続けてきたメルエム。彼が見つけた“生まれた理由”が、とてもささやかで個人的なものだったというのが感慨深い。ハンターたちは結果として世界を救ったけど、みんな最後は個人的な誇りや価値観で戦っていたところにも通じるよね。
種としては人と相容れず、人の覚悟と悪意という両面性によって残酷に排除されたものの、個としては幸せを築けたというのは希望だったように感じる。コムギは目が見えなくても大切なものを見逃さなかった。メルエムは目は見えていたけど、彼女に出会ったことで目が明いた。これを読んでいるぼくの目は明いているのだろうか。この瞬間のために生まれてきたのだと思えるほどの光を見てみたい。
キメラアントたちのその後もほのぼのとしてよかった。レイナが帰郷し、変わり果てた姿でも理解して迎えてくれるあたたかさ。立ち去ろうとしたブロヴーダを引き留めるシーンも素敵だったね。コルトともいつか再会してほしいな。みんな、死ぬまで死ぬなよと言葉を贈りたい。
キメラアントとの戦いという大事件が終わったかと思えば、ゴンは瀕死のままで、ハンター協会は会長選挙で大荒れ。副会長のパリストンが相当の食わせ者な予感。ジンの機転で選挙は上手くいくのだろうか。 -
ヒ、ヒソカさまぁーーー!!
ちらっとしか出てこないけど相変わらず素敵☆
コムギとメルエムの軍儀に泣いた。 -
「余には過ぎた者達だ…」
相変わらず面白い。ひとまずキメラアント編完結ということで。
蟻編序盤の戦力差はなかなかの絶望感でしたね。これ、今更ヒソカや旅団とか他のキャラ出てきてもこれ以上の念能力者同士での戦闘シーンは無いのでは…とか余計な心配したりしてました。この作品の前で“誰が最強”とか安い響きなのでいらぬ心配ですが。
終盤のゴンは凄く驚いたけど、ブレなさすぎて今後も扱いが難しそうですね、主人公なのに(笑)。
最期の締め括り方も見事でした。確かにピトーもコムギも最終的に可愛くなり過ぎて最初と描写が違うじゃねぇか!となるのも解りますが、より成長して感情豊かになった結果と解釈したいです。まぁ本人が本気でタッチを忘れるとおっしゃっているのでフォローしたところでアレなんですが。
ともあれタッチの表現域が豊かで魅入る漫画だなぁと。ネテロ会長とか老人を描かせると他の作者との画力の差が露骨に出ますね。最近は同じ顔しか描けない方が多くて残念です。イケメン、美少女ばっか、お腹いっぱいです。
現在、富樫先生は休載中ですが、ゆっくり休んで下さい。あれだけのストーリー展開とプロットを組んでおいて、物語を破綻させない作業はとんでもない時間と労力を要すると思います。ジャンプで最新章新大陸編に突入して休載発表があったのは、編集担当者が富樫先生の作品を尊重して、且つ逃がさない様に図ったのでしょう(笑)。楽しみに待ってますぜ。や、まず31、32巻や! -
気になってたキメラアント編を読破。
メルエムの純粋でぶれない性格にこころが洗われた。 -
キメラアント完結。本当に素晴らしい回でした。他の巻は売ってしまったけれど、30巻だけは大切にもっています。
王とコムギの二人の関係性に注目です。
冨樫義博の作品






冨樫義博が好きすぎて、大衆の正しさに傷ついたこともありましたが…、こんなに人のレビューをおもしろいと思ったの...
冨樫義博が好きすぎて、大衆の正しさに傷ついたこともありましたが…、こんなに人のレビューをおもしろいと思ったのは久々です。これからも楽しみにしています。