ジョジョリオン 5 (ジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社
4.06
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本棚登録 : 1597
感想 : 85
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088708300

作品紹介・あらすじ

定助と常秀は高校へ向かう途中、通った者がなぜかカツアゲされてしまうという通称「カツアゲロード」で、次々とその被害に遭っていく…。この現象は何かのトリックなのか!? それとも新たなスタンド使いの仕業なのか!?

感想・レビュー・書評

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  • 杜王町、ふたたび。

    吉良りんも出てきますがあの吉良りんとは別人のようです、、
    荒木先生には絵にしていて楽しいモノというのがあるそうなのですが、これまではポルナレフや仗助のヘアスタイル、キラークイーンのデザインがそれに当てはまると。

    ジョジョリオンではソフト&ウェットの耳のとこや、康穂ちゃんのスカートがすごく楽しくて誰にも描かせたくないそう。

    カツアゲロードの定助と常秀、病院でのホリーと康穂。。。

    ホリーに謎の手、、康穂ちゃんセクハラ受難の巻。


    ※『ジョジョ』シリーズPart4『ダイヤモンドは砕けない』と同じ地名のM県S市杜王町が舞台で、似た名前の人物も登場しているが、「関連性は無く、全く別の住人の物語である」と荒木先生は言及されているそう。。

    大震災によってできた謎の隆起物「壁の目」より出現した記憶喪失の主人公・東方定助を取り巻く物語であり、「呪い」を解く物語である、と。

    東日本大震災の被災地を思わせる舞台設定については「舞台を杜王町にすることはもともと決めていたのですが、構想の段階で震災が起きました。杜王町は仙台市がモデルなので避けて通ることは出来ませんでした。」と。なお、仙台市は荒木先生の出身地である。
    また「ジョジョリオン」という作品名については次のように説明されている:

    「ジョジョリオン」という題名(タイトル)は、「・・lion」というのが「祝福されるもの」「福音」とか「記念の印」という意味があるそうで、昔のギリシアとかの古い言葉だそうです。「ジョジョ」との合成語で主人公「定助」が、この世に存在することの意味としてタイトルにさせていただきました。とのこと。

  • カツアゲロードの話が終わり次の話の導入までが描かれた第5巻。コミックス化も計算に入れているのか、相変わらず気になる終わり方をしており次が楽しみである。

    カツアゲロードの話は珍しい話運びだが特殊な環境から一般人も交えた多人数での頭脳合戦という辺りにはジョジョらしい魅力が大きくて良い。常秀に起こる展開が今回の話にはほとんど影響が見られないのが気になるのでこの先の活かし方に期待したい。

    また一つ謎が解けて新しい謎が生まれてきたが、今回出てきた部分でついにジョジョらしくなってきた気がする。前作主要キャラの姿が具体的に描かれたことには辛い部分もあるが、「受け継ぐこと」という非常にジョジョらしい魅力が8部にも現れてきたと思える。今後どうしていくのか非常に気になる所である。

  • ジョナサン(ジョニィ)が息子ジョージ二世と過ごすことができた。
    前の世界では、出会うことすらなかった二人の存在。

    それだけで 素晴らしい。

  • 前の部がガッツリ絡みこんでくる巻。
    4部は街を守るテーマがあったけれど、8部は街が敵だ、という感じを受ける。
    全てが非日常な日常って怖い。

    それから、常秀とカツアゲロードのスタンド名と能力わかってほっこり。
    8部はヒョロくてシンプルな造形のスタンドが多くて好き

  • 常秀のスタンド「ナット・キング・コール」は確かに「スティッキィ・フィンガーズ」という過去の人気スタンドを思わせるところがあるが、彼のスタンドが「活躍する」のはずっと後のことであるように思うし、そのときはスタンド自体が成長して別モノになっているかもしれない。
     
    常秀に限らないが、ジョジョリオンにおけるスタンドは、所有者の不安・欠損感・怯えが能力になっている。足りないから欲しい、が定助や大弥。つらさを他者になすりつけるのが常秀・虹村だ。安心できず、一体感のないバラバラの身体をムリヤリ繋ぎ止めている…それが正常な繋がり方でないとしても…そんな渇きが形になったものが「ナット・キング・コール」だと思った。
     
    定助や吉良の先祖にあたる存在・ジョニィに死をもたらした妻の病もまた、ジョジョリオンで繰り返し問題になる「記憶の欠損・喪失」に関わるもの。それは過去・歴史の積み重なり、地層のようなもの。それを失うと人は自分が何者なのかわからなくなり、不安定になり、弱っていく。
     
    そして何かを奪ったり、失わせたりした大本の存在は既にこの世にいないのに、奪い続ける力や失わせ続ける力(「オータム・リーヴス」)だけは生きていて、人々はそれらの作用と暮らして行かざるをえない…カツアゲロード(デッドマンズカーブ)はそういう場ということだ。
     
    コマは真っ直ぐに割られているけれど、どこまでも不安や渇きの漂うジョジョリオン5巻。もやもやはなかなか晴れない。面白いね。

  • ジョニィのその後

  • すげ〜

  • ジョニー、極東に散る。。。

  • コミック

  • カツアゲロードが終わって東方家の呪われた過去が明かされる。

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