るろうに剣心 7 (ジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社
3.52
  • (79)
  • (50)
  • (255)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 1149
感想 : 32
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088715070

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み

  • 幕末の悪業が漏れるのを恐れた政府の輩が剣心の口を封じるため次々と差し向けてくる暗殺者の一人として、ついに剣心の前に現れた新撰組三番隊組長 斎藤一

    斎藤一は剣心を見て、不殺の流浪人などと自己満足のエセ正義に溺れている、人斬り抜刀斎が人を斬らずにどうして人が守れるか!となじる

    「お前の全てを否定してやる」と挑みかかってくる斎藤
    迎え撃つ剣心。凄まじい鍔迫り合いが続く中、次第に剣心ではなく、幕末の京都で闘っていた頃の人斬り抜刀斎になっていく

    と、そこへ明治政府の内務卿 大久保利通が!

    かつて人斬り抜刀斎の後継者を務めた長州派維新志士
    志々雄真実(ししおまこと)が京都を拠点に、日本を二つに割る復讐戦争を画策しているという
    その画策を阻止するため、剣心の力を借りに来た大久保

    最後、志々雄の一派のものに大久保利通が暗殺される

    おおっ、そうきたか!
    史実と創作のごちゃ混ぜの世界
    はじめの頃は、己の力自慢のため、剣心に闘いを挑んでくるという筋書きであったが、えらく話が大きくなってきた

    そして、舞台は東京から京都へ移されることに・・・

    この巻は、今までとスケールが違った
    斎藤一との対決は、文句なしのおもしろさだった

  • 大切な事は、剣心がみんな教えてくれた…

    ってのはちと言い過ぎかと思いますが(笑)それ位に思い入れの深い作品であります。

    少年漫画の主人公だけど、敵を(惡を)なんのためらいも無くひたすら倒し、強さを求めていくんじゃなくて、自身の贖罪のために剣を振るい、なおかつ“不殺”。
    何が善で何が悪なのか、強さって何なのか、結構、語られているのは難しいテーマだと思います。
    また、史実とフィクションの絡ませ方が秀逸です。
    全体を通してのお話も、一本、ちゃんと筋が通っていて、あまりぶれていないのがまた良いですね。全28巻で、うまくまとまっています。印象的なセリフも多数。
    ただ残念なのは、絵柄が後半変わってしまった事。丸くなりすぎだよ…(涙)

    剣の技は、これは無理だろ!!というのも多々ありますが、そこは少年漫画のお約束です。
    斎藤さんが表紙にいるので、この巻を登録しておきます。

  • 斎藤登場。はじめ見たらなんか…恐いっすね…。
    剣心がこの巻で「人斬り」に戻ってしまいます。薫辛そうでしたね…。
    「人斬り」に戻るとなんか目つきも顔つきも違う感じがします。
    ラストの剣心が薫に別れを告げるシーンは切なかった。このシーンはすごく印象に残ってます。

  • 斎藤一登場。
    かなりの実力者のようだが、前髪ばかり気になる。

    前半のひとつの山場になった巻。
    歴史の学習にもなる。

  • おもしろい

  • 斎藤一登場!志々雄編スタート。大久保利通が暗殺され、剣心は志々雄との対決に旅立つ。薫との別れ。

  • 赤末とかいう名実ともに十二分な噛ませ犬

  • ついに出てきました新撰組。作者も新撰組ファンのようなので、どんなはうな描かれていくか楽しみです。
    人気の高い斎藤一はダーティーヒーロー(って作者がゆってる)な役どころ。沖田っぽい人も出てきていてドキドキワクワク。
    そして作者が「一番の土方歳三の次に好き」という大久保利通も登場。彼についてはまた別途本でも読んで勉強したいなーと思いました。

    ■斎藤一編
    ・新撰組と人斬り抜刀斎、幕末動乱期には幾度となく剣を交えた宿敵同士。だが立場は違えど互いに己の剣に信念と命を懸けて戦った彼らに、剣心は、デカい顔してうまい汁を吸っている維新志士たちに対してよりも親しみを感じているとか。
    ・さて斎藤一、藤田五郎と名を変えて警察官をしていますが、薫の道場に来て左之助をぶったおす。
    ・いろいろ雑魚キャラが絡んだりしつつも、剣心vs斎藤の戦い開始。不殺とかぬるいこと言ってんなよ決着つけようぜと挑発され、剣心も自分の中の人斬りが目覚め、やるかやられるかのところまでいったところで、大久保利通登場。
    ・大久保利通から、京都で暗躍するの志々雄を殺せという依頼。大久保さんは私利私欲でなく本気で日本国民のためを思っている善い人。志々雄はかつての剣心と同じ、維新の際に影で働いた人斬り。
    ・斎藤は大久保から、剣心の力量を調べろという役目を負わされて来ていた(のにヒートアップしちゃった)。斎藤も悪役面だが、実は「明治を食い物にするやつは許さん」という精神で動いている。
    ・剣心が大久保にこの件の返事をすることになっていた五月十四日に紀尾井坂の変で大久保利通殺される。表にはでないが真犯人は志々雄一派のもの(下手人は沖田っぽい顔)。
    ・剣心、みんなに反対されながらも、京都行きを決意。薫だけにはお礼とさよなら。

  • 斎藤一……
    大久保利通……

    また、流れるでござる

  • そういえば斎藤って最初はこんな笑顔見せてたんだっけ!すっかり忘れてたw
    前から斎藤はいつの間にベルト外したんだ!とは思っていたが、改めて読んだらいつの間にかベルトし直してることに気づいて笑ったw

全32件中 1 - 10件を表示

和月伸宏の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×