- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088722825
感想・レビュー・書評
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飛天御剣流の師匠比古清十郎は語る
奥義「天翔龍閃」を身につけるには、剣心には決定的に欠けているものがあると
愛する者や弱い者を助けようとする気持ちも大切だが、同時に生と死の間で自分が生きようとする意思が何より大切だと。それこそが剣心に不足しているものだということを
そうすれば「天翔龍閃」を自由自在に使いこなすことができ、志々雄一派は、もちろん自分の心の中に巣食う人斬りにも負けることはないだろうと
奥義を身につけ、みんなの待つ葵屋に戻るが、志々雄一派の計画の日は、刻々と迫ってくる
志々雄の企みは幕末の池田屋事件を模した京都大火と思われたが、それは目くらましに過ぎず、真の狙いは海上からの東京砲撃だった
剣心、斎藤一、左之助の活躍はもちろん、薫や弥彦、操を新しい頭とする御庭番衆の力の結集で、京都も最小限の被害で抑えることができたが、いよいよ志々雄を本気にさせてしまった
勝負の行方は、志々雄一派のアジト比叡山六連ねの鳥居のほこらに持ち越される
比古清十郎は剣心に奥義を授けながら、剣心の子供の頃に思いを馳せていた
読者である私もここではじめて、剣心が心太という名前であることやその寂しく不幸な生い立ち、飛天御剣流を身に付けるようになったわけを知ることになる
親代わりとして剣心に剣術を指南した清十郎だからこそ剣心の一番の弱点を見抜いていたのだろう
いつも他人のことばかり考え、自分か生き抜くことを考えていないこと
そして、これから厳しい闘いを勝ち抜くために、それを克服しなければならないことを教えたのだろう
仲間に囲まれている時もどこか寂しげで陰の部分を感じていたが、そういうわけであったのかと納得した
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奥義伝授、十本刀終結、京都大火。
イベント目白押しなのに、グッとこない。
十本刀の中に、妙にデカい奴が一人いるのが気になる。 -
夜伽の由美さん、大好き。たまらん。
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映画を観る前におさらいしてみると、京都編はなかなかの熱量、なかなかの筋立てと思える。
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護身用の威力
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師匠と心太の回想シーンがいい。粋だね、師匠。奥義会得。
十本刀集結。 -
和月伸宏
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飛天御劔流の奥義を伝授された剣心、コスチュームも伝授されてあの姿で敵を笑わせながら闘って欲しかった