るろうに剣心 17 (ジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 1097
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088722979

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  • いよいよ京都編 決着の巻

    蒼紫、宗次郎との闘いを終え、志々雄の待つ「大灼熱の間」にたどり着く

    剣心は満身創痍ながらも志々雄に挑んでいくが、秘剣紅蓮腕によって吹き飛ばされ、意識を失ってしまう

    斎藤一の零距離射程の「牙突」もかわされ、左之助の「二重の極み」も歯が立たない
    蒼紫の御庭番衆式小太刀二刀流・回天剣舞六連も難なくかわされてしまう

    どうにか意識を取り戻し、立ち上がった剣心と志々雄とのまさしく死闘
    二人の激しい息遣いと剣の交わる音、炎の燃え盛る音が聞こえてくる
    炎の熱も伝わってくるような筆者渾身の展開だった

    最強の称号を手にするため闘った志々雄と待つ人ために絶対に死ねないと闘う剣心の差が勝敗を分けた

    生き残った十人刀の人々の罪の償い方や身の処し方もそれぞれだった

    京都に再び平和が戻ってきた

    図書館閉館により読む本がなくなり、何となく娘の本棚から手に取った「ろうに剣心」だったが、なかなか面白く退屈しなかった

    まだ続くようだが、京都編の決着がついたので、ここで一旦終了としよう
    実写版、剣心を演じた佐藤健の立ち回りが素晴らしいそうな。一度レンタルして、見たいものだ



  • 志々雄との戦い決着ッ!
    剣心は如何にして不殺を通すのか!

    個人的には好きな決着のつけ方。
    志々雄は中々良い敵方キャラ。

  • 志々雄編ラスト。終盤の志々雄の強さ、剣心、斎藤、蒼紫が束になっても勝てなかったときは絶望した。最終的に自然発火で自滅。後日談として十本刀始末が語られる。

    斎藤はこの時点では死んだかも…と左之助は思っているが、まあ歴史上の人物ですからね、もちろん生きてます。

    このあと縁編までは読んだけど、正直自分の中では志々雄編で剣心は終わってる。

    斎藤一きっかけて読み始めたけれど、面白かったし、斎藤一のビジュアルも馴染んでしまえばキャラとしてカッコよくとても好きだった。

  • 和月伸宏『るろうに剣心 明治剣客浪漫譚 巻之17』は京都編が決着する。志々雄真実の敗因は緋村剣心にこだわり、貴重な戦力を消耗させたことだろう。組織の指導者として組織目標を実現することよりも剣士としての意識を優先させた結果である。これは『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』のシャア・アズナブルに重なる。
    『銀河英雄伝説』のラインハルトもヤン・ウェンリーとの決戦にこだわった。これは冷徹な参謀のオーベルシュタインに批判された。『るろうに剣心』でも参謀役の佐渡島方治が問題を指摘していた。
    しかし、最後の戦いで剣心の実力を目の当たりにし、剣心が日本を獲る最大の障壁と考えを改めた。強大な敵組織が少数の主人公に敗れることは合理的には起きにくい。そのため、敵のボスの非合理な行動がないと現実味を持ちにくい。『るろうに剣心』では、その非合理な行動にも合理的な意味があると説明する。
    『るろうに剣心』は、もう一つのバトル物の矛盾も説明する。敵のボスが圧倒的に強いならば、一人で行動すればよく、組織を作る必要はないというパラドックスである。この点については志々雄の体から説明された。

  • 十本刀の張とかいうただの2700ツネ

  • 由美さん良い女!!

  • 京都編おわり。『緋村抜刀斎 いや緋村剣心を倒せば日本を獲れるのではなく倒すことそのものが日本を獲る事に等しいのだ!!』はぁぁー、カッコいいです!
    でも戦ってる剣心も好きだけど笑顔の剣心はもっと好きです(*´∀`)

  • 決着

  • 志々雄強し。由美の死もなるべくしてなった感じ。初めて役に立った…愛。
    ラストシーンはさすが!やっぱり地獄が似合うなぁ笑。

  • 和月伸宏

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