HUNTER X HUNTER 1 (ジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社 (1998年6月4日発売)
4.02
  • (1188)
  • (580)
  • (1092)
  • (16)
  • (5)
本棚登録 : 7789
感想 : 613
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088725710

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「死は全く怖くない一番恐れるのはこの怒りがやがて風化してしまわないかということだ」

    これってハンターハンターのクラピカが言った言葉なのね。銀魂で出てきてすごく印象に残ってた。笑

    物語は結構サクサク読める。でもやっぱりナルトが一番おもしろいなぁ。。。
    話題についていくために読んでみた。
    でも、レンタル返却期間の関係で4巻は途中までしか読めんかった。時間があるときにじっくり読みたい。

  • ドキドキ二択クイズとか予想を超えてくるあたり、好き。あと、「その人を知りたければその人が何に対して怒りを感じるかを知れ」ミトおばさんが教えくれたゴンの好きなセリフがカッコいい。あと、アニメにならず飛ばされてるシーンもあるから読み応えあり。

  • 小学生の時にはやっていたであろうハンターハンター。
    時々振り返ってみたくなる漫画だ。
    再開して欲しいなー

  • 難しくて何回も読み返しちゃう。読み返すたびハマる。面白い。新刊出るたびに内容忘れて読み返す。はやく完結して欲しい、マジで死ぬほど読み返してる

  • 父と同じハンターになるため、故郷から旅立った少年・ゴン。旅の途中で出会ったクラピカとレオリオとともに、常識外の存在が渦巻くハンター試験へと挑む。主要キャラもざっと登場して、話はテンポよく進む。キャラ造形はもちろん、旅すがらや試験中で出会う生物やフィールドのデザインも魅力的。ファンタジーのワクワク感と、毒のある雰囲気がほどよく混ざり合っていて面白い。

    ゴンは少年の真っ直ぐさの中にも、冷静で深く考える姿勢もあっていいよね。クラピカとレオリオが価値観のことで衝突した時に発した、
    「『その人を知りたければその人が何に対して怒りを感じるかを知れ』ミトおばさんが教えてくれたオレの好きな言葉なんだ オレには2人が怒ってる理由はとても大切なことだと思えるんだ 止めないほうがいいよ」
    という言葉が好き。ぼくは止めちゃう方だから、ハッとさせられる言葉なんだよね。

    旅を経てハンター試験へ挑む頃にはクラピカとレオリオも少しずつ打ち解けてきて、自分がハンターになる理由を話すシーンもよかった。レオリオは金と口では言いつつもそれは目的じゃなくて、医者になるという信念を持って挑んできてるのがカッコいい。

    過酷なハンター試験が進む中、霧に紛れてヒソカが動き出す。ゴンたちは彼の攻撃をくぐり抜けて試験を突破できるのか。
    まだこの時点では助走段階という感じなので☆3だけど、読むほどに面白くなっていくのでお薦めしたい。

  • 『HUNTER×HUNTER』は「ハンター試験編」から始まる。主人公ゴンはプロのハンターになるためハンター試験を受けるが、試験場で同じ志を持つ3人の友人(キルア、クラピカ、レオリオ)を得る。正体不明の殺し屋ヒソカとも知己になる。待ち構える難題を次々とクリアし、ゴンたちはみごと試験に合格(キルアだけは自ら失格)、本懐を果たす。
    以下、「編」ごとに大きなストーリーの枠があり、強敵との戦い、ライバルたちとの研鑽、秘宝の奪取などの冒険の中で、ゴンたちの成長が描かれる。

    この作品で特筆すべきは登場人物たちの多さとその多様性である。次から次へと新しいキャラクターが登場するのだが、見かけがきちんと描き分けられているのはもちろん、細かい性格、特殊な能力、果たすべき使命、他のキャラクターたちとの因縁まで、その属性がしっかりと確定されており、そんな彼らが縦横に交わり、激しく衝突し、大きく変容しながら、編全体のストーリーを練りあげていっている。
    主要人物でもひとつの編に全く登場しないことがあるが(クラピカなど実際の時間で15年間も!)、再び登場したときは空白を埋め合わせるほどの成長を見せるし、逆にチラとしか顔を見せなかった思わせぶりなキャラクターの行く末も気になる。つまり今回出番のなかったキャラクターたちも、物語の裏にしっかりと存在しているのを意識させてくれているのだ。このことで物語はより重厚になり、スケール感も大きくなっている。
    なお、その中で主人公のゴンの属性だけがあっけらかんと単純で、ひとりだけ子ども子どもしている。しかしそのことによって、ゴンは主人公であるのに大人の事情にあまり首をつっこむ必要がなくなり、成長途上の自分の能力の範囲内だけに限定して活躍できることになる。一方ゴン以外の屈強な大人たちも主人公ゴンを気にせずに大暴れできるのである(・・・ここでたとえば、同じ「ジャンプ」の『ナルト』だとやはり多くの登場人物は出てくるが、主人公のナルトは一番活躍しなければならない。かつ、中心にいて皆とかかわらくてはならない。かつ、事情を知悉しておかなくてはならない。などという制約が生じることになっている・・・)。結果、”主人公ゴンの扱われ方が少ない”とは感じさせず、”ゴンもゴン以外も見どころが満載”といった印象になっている。こんなところも、『HUNTER×HUNTER』に大きなスケール感が感じられる原因だと思う。

    細かいルールを設定してそれに従って、ゲーム感覚で、戦ったり駆け引きしたりするのもこの作品の特徴である。この点については、”物語に関係ないような決めごとまでよく考えてるなぁ”と感心するムキもあろうが、そのための説明が紙面上いきおい瑣末になり(実際字が小さくなって老眼にはキツい)読んでいて煩わしく感じられた(特に「グリード・アイランド編」に出てくるカードのルール、あるいは念能力に関する細かな約束事など)。なのでこの点についてはマイナスの印象を受けている。

    しかし『HUNTER×HUNTER』が勇名を馳せたのは、なんといってもその圧巻「キメラ・アント編」の大成功によるものだ。
    機械文明を拒否した人々が住む孤絶した島。そこにどこからどうやって辿り着いたのか、巨大な節足動物(女王蟻と兵隊蟻たち)が現れる。彼らは無抵抗な島民を餌に、女王蟻は王の出産準備に精を出し、兵隊蟻は人間との合成動物(キメラアント)に変身しながら、島を完全に制圧する。異状を知ったハンター協会はキメラアント退治に乗り出すのだが、名うてのハンターでさえ、念をも自在に扱うキメラアントたちに全く歯が立たない(カイトでさえネフェルピトーに瞬殺されてしまう)。そんな中ついに最強最悪の王メルエムが誕生したと知らせが伝わる。さらなる修行でレベルアップしたゴンとキルア、新キャラのハンター、モラウ、ナックル、シュートたち、そして事態の深刻さを危惧して自ら乗り込んできたハンター協会会長ネテロ。彼らは満を持して王の宮殿への突入作戦を決行するのだが、宮殿のなかで待ち受けていたのは、彼らの予想をはるかにうわまわる衝撃の事実であった。
    と、いやがうえにも盛り上がる展開は急で先が読めない。ついに始まったキメラアント対人間の最終決戦、最後に勝利するのはどちらなのか!? ・・・いやしかし、「キメラ・アント編」の本当の凄さはそこではなく、将棋に似た架空の盤上ゲーム”軍儀”の達人にして盲目の白痴少女(idiot savant)コムギの創出、これだ。この”軍儀”では、王メリエムでさえただの一勝もできないほど神懸った強さを見せるコムギ。王メリエムはコムギとの人智を超えた究極の対局を重ねるうちに、本当の強さとは何か、自分とはいったい何者なのかを考え始める。
    人間との最終決戦では人類最強のネテロ会長さえも軽く一蹴してみせた王メリエム。しかしネテロ会長の最後っ屁的な、卑劣な薔薇爆弾に被爆した王メリエムは自分の死期を悟り、残されたわずかな時間をコムギとふたりだけの”軍儀”の対局に捧げようとする。王の傍にいるコムギにも薔薇爆弾の毒は感染するが、そもそも一局一局に命を懸けているコムギはもとより死を恐れようはずもなく、死にゆく王に、「不束者ですが、お供させてください。」と申し出る。やがてちから尽き、コムギの胸にくずれおちる王、「・・・そうか。余はこの瞬間のために生まれてきたのだ・・・!!」。そしてコムギ、「ワダすが・・・こんなに幸せで・・・いいのでしょうか?」「ワダすはきっと、この日のために生まれて来ますた・・・!」。
    アリストテレスは悲劇の条件として、悲劇に見舞われる登場人物が鑑賞者より上の立場の者であり、それが下、あるいは最下位に沈むことにあると言った。ドナルド・キーンはこれを受けて、近松を引き合いに出し、鑑賞者と同じ立場の登場人物でも悲劇は成立する、ただし、その場合“道行き”という過程が物語に必要になってくる、と言った。悲劇の最終地点である心中に先行するこの“道行き”を通して、市井の登場人物でもより高い位置に押し上げられ美しく浄化されたうえで奈落の底に突き落とされる。結果、悲劇が成就するというのだ。
    王メルエムとコムギとの最後の”軍儀”の対局はまさに彼らの“道行き”であり、この過程を経て、暗黒の暴君は高貴に輝く1等星に変容し、白痴少女は慈愛に満ちた聖母に昇華する(そしてピエタが完成する)。このふたりの最後の対局のシーン(視力を失ったふたりのセリフだけ、黒ベタいち面の数ページ)は、おそらくマンガ史上もっとも美しく感動的なもののひとつとしてこれからも読み継がれるであろう。余計なことかもしれないが、同じ作者でもこれを超えるものを描くのはまず、難しいのではないか。

    現在は、よりスケールの大きな「暗黒大陸編」が進行中である。作者の遅筆は有名ではあるが、自分が生きているうちに少しでも先を読んでみたい、全ての読者にそう思わせてくれる傑作マンガである、『HUNTER×HUNTER』は。

  • 冨樫先生の新作です。
    連載の件はいろんな噂があるので一概には言えませんが、自分のペースでいいので頑張って欲しいです。
    話も絵も構成も素晴らしいと思うので・・・。

    物語はハンターの説明から始まります。
    狩る者という意味だけではなく、珍獣や食材のハンター、遺跡などを発掘、発見するなど幅広い分野で活躍するハンター。ハンターになるにはすごく大変な試験を通過しなければならないというもの。
    主人公はゴンさん。森で生活する少年ですが、父親がハンターだったこともあり、ハンターを志望する。
    試験を通して様々な仲間と知り合い、ゴンは成長していく。という話です。中身はもっと複雑でもあり深くもあり描写もグロいところもありますが。
    ハンター試験、裏ハンター試験、幻影旅団、キメラアント、選挙など色々ありますが、非常に面白いです。
    どうしたら、あんなに思いつくのかも謎ですが、次の暗黒大陸も早く続きが気になります。

  • 大好きすぎてやばいです。
    全巻持ってます。

    ハンターの魅力は先の見えない展開と、
    非常に緻密に練られた作戦の上にある戦いです。
    特に好きなのが、グリードアイランド編においての
    ゲンスルー達との戦いですね。

    もちろん、キャラクターも個性的だし、
    ただ私が思うに、少し青年誌寄りなマンガではあると思います。
    グロい表現があるから、という理由だけではありません。
    なので、大人が読んでも子どもが読んでも、面白い漫画だと思います。

  • 伏線、心理描写、戦闘シーン、お見事。

  • ネトフリでアニメみながら、同時進行で少しずつ読み進めていく予定。
    ゴンかわいい。面白い!

全613件中 1 - 10件を表示

冨樫義博の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×