封神演義 10 (ジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 1183
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088725758

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  • 周の太公望、殷の太子・殷郊の激突!斬新な戦術が見事にハマって人間同士の戦いでは勝利を収めた太公望。だが、殷郊の矛は収まらない!宝貝を人間へ向けて引き金を引く!押印した者を100%殺傷する番天印。彼を生かした選択の責任を取るため、太公望は独りで戦いを挑む。

    番天印VS打風輪の撃ち合いが大好きなシーン!ここの見開きの迫力と立体感は見入ってしまう。決死の戦いからの悲劇的な幕切れ。今読み直すと、育ちの事情があるとはいえ殷郊の行動は納得しがたい。殷洪の言葉を聞かず、切羽詰まって人間を宝貝で虐殺。それで悔いはないとか、偽善はどっちだと言いたい。太子の責任と言いつつ、やってることは民を踏みにじる妲己と変わらないというのが皮肉。殷洪だけがひたすらに悲しかった。

    続いて太公望たちの行く手を遮るのは、金鰲三強の一人・趙公明。人質救出をしながらフロアを上がっていく戦いへと巻き込まれていく。楊戩をも攪乱した楊任の技!推理する間を与えずに攻撃しておけば、かなりいい線行ったのでは?!特殊能力バトルはからくりにハマると怖いよね。

    次のフロアでは哪吒VS呂岳&宝貝人間・馬元。呂岳がほんとに救いようがない(笑) 同じ宝貝人間でありながら敵対することになった哪吒と馬元。読み手の感情を大いに揺さぶってくる。

  • 趙公明攻略編。
    段階を踏んでボスに向かっていく王道パターン。

    公明のキャラをうまく受け入れることができない。

  • 殷郊の決断から始まる戦闘と、趙公明編の開始が描かれる第10巻。
    かつての申公豹の忠告通り訪れてしまった戦いが、あまり長くない展開なのに非常に切なく描かれている。太子二人のここまでの出番が少ないのに印象に残ることを思うと、非常にすごいのではないだろうか。
    そして妲己の力をもって強引に持ち込む連続戦闘展開である趙公明の手下との戦い。趙公明自身が娯楽として戦いを求めるタイプだから何の違和感もない。

  • ジャンプ・コミックス

  • 第80〜88話収録。
    表紙の趙公明を見ると思わず完全版思い出す(笑)張奎(ちょうけい)がドン引きするの分かるよ……。そういえば、この作品って我が道を行くキャラ多い気がする。それ以外の印象的なことは、殷の太子ふたりの願い、そして宝貝人間同士の対決。太子たちは共に真っ直ぐであるが故すれ違う様子がもう。黄飛虎が今後の悩みを打ち明ける場面も後の展開を知っていると切ない。哪吒以外の宝貝人間は本作上この馬元(ばげん)だけだし、話数から考えると一瞬の登場だけれど、この展開とても心に残ってる。

  • 殷の第一王位継承者・殷郊。かつて太公望に助けられた彼が殷の側につき、周と戦闘を開始する!本来は対仙人用である宝貝を使ってまで戦闘に臨む殷郊に、太公望は彼の覚悟と責任を感じ、周の軍師として立ち向かうが…!?(Amazon紹介より)

  • ジャンプ展開になってきました。キン肉マン。

  • 殷の第一王位継承者である殷郊。太公望に命を助けられた身でありながらも、殷の太子として周との戦争を挑む。周の軍師として自ら犯してしまった過ちとして対峙する太公望だが…今回はシリアスな話が多めです。殷郊の殷を捨てるという行為は父母を捨て、自身を捨てる事で、止める事が出来ない想いの結果は儚くも散ったが…殷の為に戦えたのが本望であり得た短いながらも悔いのない人生は姫昌との姿が被るが悲しい。それよりも弟・殷洪の不憫な死は歴史の渦に巻き込まれた尊い犠牲者として心に大きな存在として刻まれた。馬元とナタクとの戦いは何とも後味がよろしくない戦いであるな…呂岳のクズっぷりが凄いな。コメディ要素が趙公明の存在と目を抉られた結果となった妲己へ捧げた楊任作の絵が良い清涼剤だったwと言うか趙公明がコメディを殆ど担ってる!!

  • 「一人じゃなかった…
     おまえになら たのめる…
     たのむ… おでを… おでを殺し…。」

  • 藤崎竜のストーリー構成も好きですが、デザインも大好きでございます。

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