るろうに剣心 28 (ジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 1426
感想 : 110
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (187ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088727820

感想・レビュー・書評

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  • 読み終わった!
    今まで読んだ少年漫画のなかでいちばん好きかも。幕末絡みだからというのもある(し、読み始めたきっかけはそれだ)けど、「いのちだいじに」な信念や、過去を背負うけど過去に縛られないところなど、胸に響いたしいろいろ考えさせられました。爽やかハッピーエンドなところも満足。
    あと、はじめのほうに強者として出てきたキャラが、後半のさらに強い敵の前に霞んでいくというカカシ先生現象を起こさず(ってNARUTOもまだ最後まで読んでないけど)、初期メンバーが最後まで活躍してくれるところも良かった。
    読んでいる途中は、この人なんか好きになれないなーと思うキャラもいたけれど、いま振り返ると、なんだかんだ言ってみんな好きかも、みたいな気持ち。甲乙つけがたし。


    ■雪代縁の復讐
    ・雑魚戦おわって、縁登場。ただの敵討ちじゃなくて生き地獄を味わわせるということで、薫をさらってしまう。
    ・と思ったらなんと薫、殺されていた。葬儀も執り行われる。剣心、崩壊。失踪。落人群(らくにんむら)で発見される。
    ・敵討ってやろうぜと左之助など訪れるが、脱け殻状態。左之助、去る。
    ・操と蒼紫、京都から到着。蒼紫、薫の死を不審に思い調査し、遺体が偽物であることを突き止めた。薫生きてる!蒼紫vs外印で蒼紫の勝ち。
    ・斎藤から情報をもらったりしながら、操&弥彦の若者コンビ、薫と縁の居場所探す。
    ・で、それはまだ見つからないんだが、鯨波が暴れだしたのを弥彦が食い止めようとする。燕ちゃんが、弥彦を助けてくれと、落人群へ剣心を呼びにいく。敵討ちは響かないけど助けてくれは響いた。剣心復活!鯨波vs弥彦&剣心。最後は弥彦が説き伏せて勝利。
    ・薫、縁のアジトで目を覚ます。縁の様子から、縁は姉を殺されたトラウマで自分のような若い女性を殺せなかったと気づく。心の傷につけいる作戦で、食事の用意などしてあげる薫。
    ・縁は、自分の率いる武器輸出マフィア軍団を、人誅のために作ったので、それさえ済めばナンバー2だった呉黒星に譲るつもりでいる。斎藤はこのマフィアを捕らえるのが警部補としての使命なので、薫救出は目的ではないがこのアジトを突き止め、潜入予定。

    ■左之助復帰
    ・信州の故郷にふらっと帰った左之助。赤報隊に入ると言って出てきたぶり。父と、妹と弟がいる。故郷の村が維新政府に乗っ取られそうだったところを左之助がぶん殴って救う。父とも仲直りするが、維新政府の人間をボコったのは村とは無関係のよそ者だったってことにして東京へ。俺の帰る場所はここじゃねえ!

    ■黒星戦
    ・みんなで縁のアジトへ。縁と黒星も一枚岩じゃないのでいろいろあって、黒星がまず部下の四人組、四星をつれてしゃしゃり出る。
    ・四星vs左之助、蒼紫、斎藤、弥彦。それぞれ善戦し勝利。はっきり言って敵でないほどみんな強いのだが、みんないろいろ良いこと言います。
    ・黒星は縁に一発殴られて退場。

    ■縁戦
    ・いよいよ。高い!とか速い!とか神経が!とかいろいろあるんだけど、結局、人を殺した罪をどう償うのか、答えは出たのか?!という話。縁は、死んで償えと言う。剣心は、死んで償えるとは到底思えないと言う。生きて、目の前の笑顔をひとつでも守る、取り戻す、それに尽きると。
    ・とちくるった黒星が銃を乱射、つい体が反応して薫を守ってしまった縁。違う、俺が本当に守りたかったのは…と絶句、戦意喪失、捕縛。

    ■エピローグ
    ・縁、剣心たちから渡された巴の日記帳を持って失踪、行方不明。あとで落人群にいるシーン。日記帳を握りしめているから、いずれここから去っていくなと言われる。
    ・恵、故郷の会津で医者をするためお別れ。剣心は奥義の会得で体に無理が来ているからあと数年で奥義は撃てなくなるよ、と言いおく。
    ・蒼紫と操、京都へ戻る。御庭番衆の弔いもしにいく模様。
    ・左之助、信州での一暴れが原因で指名手配。海外へ逃亡するためお別れ。
    ・数年後、剣心と薫には子どもが!弥彦は神谷道場の師範代になっていて、剣名轟く感じになっている。

  • 完結。

    左之助と恵さん結ばれるかと勝手に盛り上がってたけど
    微塵もそんなことはなかった(笑)

    やっぱ左之助好き。一番かっこいい。
    そして剣心と左之の友情ね。

    唯一の 友人 っていうとこ大好き。
    ありがとうございました、るろ剣。

  • 最終巻。長かった闘いもようやく終わり
    剣心と斉藤さんの決着も結局はつかなかった。

    でもお互い昔は敵同士だったのに
    分かりあってるような感じがよかったな。

    みんな道場から旅立って、弥彦も
    だいぶ大人になってかっこよく成長。惚れ惚れするわ!

    剣心と薫なんていつの間にか子どもまでできてるし!
    (剣心懐かれてなくて可哀そうww)
    髪の毛切った姿もかっこいいです。剣心はなんか年をとらないね!

    つらく苦しかった分、たくさん幸せに暮らしてほしいです。

  • ジャンプで連載当時読んでましたが、実写映画のCMを見てると読み返したくなって借りてきました。そして一気読み!面白かったです~♪王道のジャンプマンガって感じが自分はすごく好きですね~

  • 終わりました。最後に向かうにつれ、どんどん仲間感が強くなってきたから、その点に関してはさすがジャンプって感じで好印象。もちろん、経験値が上がるにつれて良い作品のアイデアが浮かぶものと思うけど、作者おまけの欄に、そのストーリーについての反省とか後悔が毎回書かれているのはちょっといかがなものか、と。だったらそっちのバージョンが読みたい、ってなるし。終わらせ方としては、後日談とか最終的な顛末をあやふやなまま、ってパターンもあるけど、自分的にはこれくらい、踏み込んで書いてくれてる方が好き。

  • 評価は全体通して。
    読み返す度に、好きだな~って思う作品です。

  • よかった!終わり方も好み。
    隠密御庭番衆、斎藤一、比古清十郎…あげればキリがないかっこよさ。
    弥彦の背中に「惡」の一文字。縁は父と会ったことで、未来が、考えが少しでも変わればいいな。

  • 昔読んだときは志々雄のとこですっぱり終わったほうが良かった気した。けど今回読んで思った。必要な話だったと。

    • gregglesteinerさん
      そうかー俺の感性がだめだったのね
      そうかー俺の感性がだめだったのね
      2011/10/19
  • 白梅香の色香が、この作品を少しだけ大人向けにしていたと思います。あの辺りは賛否両論ですが、個人的にはエロくて良かったです。

    @深い怨恨を以て付けられた傷は消えない。
    @浮力と重力の拮抗する0地点で全身をしなやかに使い空を蹴ることで、二度跳びあがれる。
    @物体には衝撃を緩和するための反発があり、これが力の伝導を妨げる。刹那に二度叩くと、二度目で純粋な衝撃を伝えられる。

    じつにおもしろい作品でした。
    剣心を信じ切った弥彦を称えた比古清十郎の仁王立ちシーンはいまだに色あせない。

  • 名作。
    小学校低学年から読んでいた私にとっては、
    この本がなければ興味持てなくてやってないことなんてたくさんある。
    それくらい影響力のある作品でした。

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