封神演義 17 (ジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社
3.60
  • (106)
  • (42)
  • (271)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 1177
感想 : 19
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088727837

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 元始天尊と聞仲の一騎打ち!重力を操る盤古旛!重力100倍って悟空の修行かな?この時点でも身動き取れないどころか即死級なのに、さらに出力が上がるとかヤバすぎる!それでも立ち上がる聞仲の執念。ドラクエシリーズで中盤の壁になる中ボスというか、もはやイベント戦を発生させなきゃ倒せないぶっ壊れレベルの強さが恐ろしい。

    ここで明かされる王天君の秘密!伏線を回収するように、歴史と因果が廻っていく。紅水陣の中での黄飛虎と聞仲の死闘。シリーズを通しても印象深い名シーンの一つ。
    「もう俺とおまえの殷は失くなっちまったんだ…」
    血の涙が止まらない。命を賭して聞仲の心を溶かした黄飛虎の思い。悲しみの宿命を終わらせるため、太公望は聞仲との決着をつけに向かう!このシーンも美しくも泥臭くて好き。

    長かった仙界大戦が終わり、仙人界は崩壊。殷との戦争へ進む中、太公望は三大仙人の一人・太上老君を捜すために旅に出る!元始天尊ですら補足できない幻のような存在。太公望はその姿を見ることができるのか?!

  • 最後まで裏で手を引く憎むべき王天君。

    聞仲は最後は救われたのかな…
    ちょっと悲しい結末。

  • 仙界大戦終結とその後。過激な戦闘が続く形である元始天尊戦も魅力的だったが、その後聞仲を攻略する上で変化球が挟まるのがとても良い。これまでじっくり描写されてきた聞仲と黄飛虎の関係性を活かした展開として本当に印象的なシーンだと思う。そのあとの決着の付け方も意外な方面で印象的だった。
    仙人界での話が終わり、人間界の話に戻るうえでまだまだ先が見えないのだが、とても余韻の残る巨編だった。

  • ジャンプ・コミックス

  • 第143〜151話収録。
    遂に仙界大戦終幕。飛虎と聞仲の絆がさ、泣けて仕方ない。聞仲は飛虎が裏切ってから、飛虎を名前ではなく武成王と呼び続けてきたことや、誰も信じず黙々と意地になって殷を守る姿が痛々しかった。その彼が王天君の策略により、とあることに目覚め過ちに気付く瞬間がもう……っ!遺言といい、封神台へ向かう様子といい、見事な最期でした。そういえば飛虎は1巻から登場し、また太公望とは別の意味で人を惹きつける良いキャラだと改めて感じた。聞仲にとって唯一無二の存在となったのも納得がいく。

  • 標的は崑崙教主・元始天尊!全ては殷のため…ただ一つの信念が、殷の太師・聞仲を突き動かす!そして聞仲を追い、崑崙山に辿り着いた太公望の前には、封神されたはずの王天君の宝貝・紅水陣が広がった…!!(Amazon紹介より)

  • 聞仲と黄飛虎。太上老君探し。展開が目まぐるしくなって参りました。

  • 殷の太師・聞仲を巡る仙人界を巻き込んだ仙界大戦はそれぞれに深い傷を残しながらも終結。三大仙人の太上老君を探す旅に出るが…黄飛虎と聞仲の決着。太公望の決着。殷の復興を頑なに目指していたが、それが黄飛虎の影を追って求めていたとなると…敵でありながら、黄飛虎と共に過ごし、感化されながらも仙人として身を置いていながらも人間さを持ち、失っていない姿は歩む道の分岐が違ったとしても恨む事も憎む事も罷り通らん生き様でした。本当に太公望と早く出逢っていたら変わっていたかも知れないな。それが、口惜しい。ビーナスのパーツのオプションが沢山付きすぎてヤバい。目からビームってw流石は、太公望の嫁となる女性だwwあと、構って欲しそうにする申公豹がいじらしく可愛い(*´Д`)

  • 「……
     滅茶苦茶だな。 だが……
     歴史を決める戦いなんざ こんなものなのかもな……。」

  • 聞仲さまの死に際が今でも印象深い一冊。何度読み直したか……最もお気に入りの巻。

全19件中 1 - 10件を表示

藤崎竜の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×