- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088736525
作品紹介・あらすじ
見つめる者、見つめられる者。監視カメラを通してのLと月の静かなる戦いが繰り広げられる。その中で、月は自分の身の潔白を証明する策に成功するが、Lの月への疑いはますます増し、Lはある行動に出る!!
感想・レビュー・書評
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感想
3巻のライトが東大に入学して、やっと出てきた悪人顔!
あらすじ
監視カメラをライトはなんとかやり過ごす。
東大に入学したライトは、エルから直接エルだと名乗られる。
エルはライトを疑っていると面と向かって言う。
そんな中、テレビ局にキラからのビデオが送られてくる。それは第二のキラだった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読了
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監視カメラを通しての対決!Lを完全に欺ききったかと思いきや、まさかの大学デビュー。二人の頭脳戦はより熾烈を極めていく。そこに一石を投じたのは、さくらTVに届けられたビデオテープだった!
監視カメラの数も異常ながら、「こんなこともあろうかと仕込んでました」という月の回避策の数々がすさまじい。ダメ押しのコンソメポテチ作戦。執念がすごすぎる。でも、液晶テレビの購入や仕込み時、ゴミ捨て後に袋を確認されたらバレそうではある(ベランダからチェック入れてるから、もしもの時は間違って捨てちゃいましたみたいに回収するのかな?)。
そして、大学デビュー!ここで先手を打つLに脱帽。自ら名乗るまではあり得そうだけど、さらにそこまで言っちゃうんかい!という隙を生じぬ二段構え。月の手筋を見事に封殺するところが上手い。そこまでされてもLの前では動揺を見せず、尻尾も出さない月の精神力もまさに神レベル。その分だけ一人でいる時のリアクションに熱が入ってて面白い。
膠着状態かと思われた中に放り込まれたビデオテープ。二人にとっても予想外の方向からきたメッセージ。キラの能力を持ちながら、まだ見ぬ第三者。それを先に発見し、利用できるのははたしてどちらか?!
頭脳戦の中で父が発した「悪いのは人を殺せる能力だ そんな能力を持ってしまった人間は不幸だ どんな使い方をしても人を殺した上での幸せなど真の幸せであるはずがない」という言葉が突き刺さる。この言葉を月はどんな気持ちで聞いたのだろう。 -
Lがかっこいい。
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月と竜崎の腹の探り合い、直接対決。展開が早く、緊迫感があり、頁を捲る手が止まらない。
二人の頭の回転が早過ぎて戸惑う。 -
面白過ぎる!読むのが止まらない!!!
あと笑れるところ笑えるのすごい
究極の緊張と緩和 -
リュークは何だかんだで可愛い
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3巻だけど、有名過ぎる話なので基本構造は割愛。
主人公が大学生になったあたりの話。
石持浅海のミステリ小説のごとく、名犯人と名探偵が相手の手を読み合う推理戦。
すべての行動の意味を考え、自らの言動をかえりみて、まめに修正していく。
大抵、この手のチートアイテム物は、絶対無敵のアイテムを手にしながら調子に乗ってミスをしそれを突破口に看破される勧善懲悪的な流れになりがちではあるが、凡人ではなく天才にチートアイテムを持たせると、それが無敵でないことを見抜いたうえで可能な限りのフォローを入れ限りなく無敵に近づいていく。
まぁ今作、失言シーンがあるように思ったが、読み込みが甘かったか後の巻で言及されるのか。
中学校のテニス大会は軟式と記憶していたので調べてみたら、今は硬式もあるのね。
次巻、新しいノート所有者が現れる気配。
これが普通にミスをする凡人か天才か、それがどう二人に絡むのか楽しみ。 -
家に監視カメラが入っていた時もそうだが、テニスを全力でしつつのキラとしてLとしての二重思考が凄いと思う。
月くん父がテレビ局から出てくる時に出迎えてるのが、命を賭ける覚悟はあったがLを信用できずに降りた彼なのが個人的に熱い。アナウンサーが名乗りながら正しさを主張するのも。
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