DEATH NOTE (10) (ジャンプ・コミックス)

  • 集英社 (2006年2月3日発売)
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088740188

作品紹介・あらすじ

SPK本部をキラ信者に包囲されたニアは、驚愕の方法でこの危機を脱する事に!? そして今までの状況等を考え、二代目L=月に疑惑の念を強く抱き始めたニアは、日本捜査本部に揺さぶりをかけてきたが…!?

感想・レビュー・書評

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  • 「ニア とにかく今はそこから逃げる事を」
    「よく言いますね キラのくせに」

    キラ崇拝者がニアのいるビルを取り囲む!暴動が起きている中で、その群集心理を読み解いて巻き起こした作戦が鮮やか。キラ支持者は自分への危害だけを嫌う傍観者か、暴動を起こす者はただの自己中という分析は現実社会でも考えさせられる痛烈な一言。自分が関わっていないことには、人は傍観者になりがち。正論と厳罰化で意見をした気になって、なぜそうなったのかを考えないのは危ういと自戒したい。

    これがまたキラ候補として選ばれた魅上に対しては別で、逆に理想的でありすぎてもぶっ壊れてしまうんだよね。正義、理想、それに背くものは削除という世界は人間という生き物を否定する世界になる。普通の人間関係でもそうだけど、自分の理想以外のものを排除していけば、自分しか残らないんだよね。まあ、理想が高ければ自分すら残らない可能性もあるけれど…。

    ニアが蒔いた月への不審の種。誠実に捜査してきたからこそ、引っかかりは生まれる。仲間に監視される中で、月は日本へ戻って魅上との接触を図ろうとする。そこで登場してきた意外な人物に驚いた。絶妙すぎるチョイス!月に運が向いた流れになったが、ニアもメロも日本へ向かい、新しい局面へと進んでいくことに──!

  • 頭いい人がモテるのって本当によね。

  • 模木さんや料理すごい。何気に、ミサとの相性がいい。
    あと、ミカミ賢こ過ぎる。

  • 【削除】
     10巻なので基本構造は割愛。
     キラの支援者云々であり月の元カノ云々なあたり。

     やはり、名探偵と名犯人がサシで知恵比べしていた時ほどの読み合いは薄れ、緊張感は増さなきゃならない状況なのに、隙間が見える気がする。
     様々なケースを想定して、臨機応変に動かせるような「あそび」を用意しているとも解釈できなくもないが。
     今までの流れなら、このぐらいの行動は読まれたり対策取られちゃうんじゃないかと思ってしまってしまう。
     
     「目」で観える寿命の講釈が多く語られ、「目」を持たない所有者が意のままに殺せないバターンもあることは示唆されている。
     作中、そのケースを再現するのも難しそうだけど。
     意図せず寿命が延びても、「目」で観える寿命は変化前の長さなんだろうね。
     ・・・と、すると予定より長く生きた物の寿命はマイナスなのか、「みえなくなる」のか。
     「みえなくなる」が正当で所有者との区別がつかなくなるという抜け道もあるのかもしれない

     デスノート解説読んで、いろいろなパターンを考えるのも面白い。

  • モッチー、黙秘力はもちろん家事スキルも高いの凄いな。

  • 10〜12巻

  • 2017年5月30日

  • ここでまたライトがちょっと盛り返してきます。周りの人間が都合よく動きすぎてなんだか。ニアがんばれ。

  • キラ派の表現が分かりやす過ぎるのと、作品自体に少しテンションが下がる感じがあるけども、それでもまだ面白い。高田清美のことを「馬鹿」と言ったニア好きだなぁ・・・!

  • ニアがキラ=ライト=Lに気付き、魅上がキラの意志に従って動き出す。
    初読のときは展開を追いかけるだけで必死でしたが、再読してみると終焉に向かっていることが分かります。
    ただ。やっぱり、ライトにはライトの理想がきちんと残っている。そのことには少しホッとしました。

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