STEEL BALL RUN スティール・ボール・ラン 8 (ジャンプコミックス)
- 集英社 (2006年5月2日発売)
本棚登録 : 1433人
感想 : 40件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (200ページ) / ISBN・EAN: 9784088741192
作品紹介・あらすじ
4th.STAGE中盤、時間を戻す事のできるスタンド使いに行く手を阻まれたジャイロ達。奇襲を仕掛けるが、返り討ちに遭い、ジョニィとホット・パンツは瀕死の重傷を負う。残されたジャイロ…今、男と男の闘いが始まる!
感想・レビュー・書評
-
「ようこそ…『男の世界』へ…」
時を6秒だけ戻せるスタンド使い・リンゴォ。奇襲を仕掛けるも返り討ちに遭い、ジョニィとホット・パンツは重傷を負う。覚悟を決めたジャイロ!男同士の闘いが始まる!
前巻に引き続き、ジャイロの覚悟をテーマにした闘い。頭脳戦ではなく、決闘という言葉がふさわしい。一手間違えたら死ぬ。相討ちになって時を戻され続けたら千日手もありうる中、守りではなく攻めの一手を撃ち込んだジャイロに痺れた。ゴールデンカムイの二瓶鉄造の「一発で決めねば殺される」「一発だから腹が据わるのだ」というセリフを思い出した。あれほど決闘に執着していたリンゴォなのに、時を戻せる能力でその一発の覚悟が薄らいでしまっていたのが敗因になったのは皮肉だなと。何が正しいかではなく、男としての生き様を懸けた勝負は見ごたえあった。
そして、ここから始まる女の闘い!スティーブンの生命の危機を察知したスティール夫人。彼を守るため、単身で政府施設へと侵入する!この勇気と行動力は素晴らしい。リンゴォからの連絡を持ち帰った鳩を確保して謎へと迫る。しかし、彼女自身の命も危険に晒されていく。絶体絶命の中、彼女に活路はあるのか?!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2024.8 読了
-
8巻なので基本構造は割愛。
農園の閉ざされた空間の闘いから、主催者の奥さんの行動まで。
個々の闘いは、ジョジョしていてとても面白いのだが、これがレースの最中に行われているという設定がその面白さをぶち壊している印象。
これが普通に、ライバルたちと競いながら、全米を舞台にした捜し物競争で、牽制し合い闘っていくなら、面白さが引き立つと思うんだけど…。
レースがあるから行動がチグハグで意味不明すぎる。
この物語がレースで無ければならなかった理由が今後出てくるのかも知れないが…面白くなって欲しい・・・。 -
変態は男だったと。
「男の世界にようこそ」
「納得はなににも勝る」
「ほんのささやかな暮らしができれば満足なんだ」
と名言の多い巻
それにしても、スティール氏の配偶者無茶するな。そして、羨ましいな。スティール氏。 -
ジャイロのセリフぐっとくるね。
オレは納得したいだけだ
納得は全てに優先するぜ
でないとオレは前へ進めねぇ
どこへも
未来への道も
探す事はできねぇっ -
6、7巻では「死体」という表現だったけどこの巻では「遺体」となっている。刷数によってなのかそれとももともとなのか。誰かの名前や代名詞が吹き出しの中にあるとき、顔も一緒に描くことが第7部で多いような気がする。リンゴォは結構な強敵でした。性格がもう少し悪者寄りだったらどうなっていたか。ラストのスリラー展開は目が離せない。
-
-
「男の世界」。
すごいわ。発想が。
「正義」ではなくて、「男」なのね。
超能力をスタンドとして視覚化する。これだけでも、すごいアイデアだと思うのですが、そのスタンドの内容が、それぞれ、想像を超えています。
まぁ、時間系のスタンドなので、スタープラチナとかと似ているといえばいえるんですが。 -
「納得」は全てに優先するぜッ!!
-
リンゴォかっこいいじゃないか…ボスでもないのに時いじるスタンドってお前、とか思ったけどかっこいいので許す
スティール夫妻がとても良い夫妻ですね奥さん素敵… -
ジョニィに「受け継ぐ者」だと言われたのに続き、リンゴォに「対応者」だと言われてしまうジャイロ。ジャイロ自身は、自分は「納得」したいだけだという。前に進むために、勝利を求める。
#36の扉絵のセクシーポーズジャイロが卑怯なほどセクシー。 -
リンゴォ戦は面白かった。
時間系スタンドは最強設定だけど、
今回は制限があったため
いい具合に良い戦いになった。 -
感動
-
男の世界・・・
緊迫したその一瞬に、人生が語られ、運命が決まる。
かっこ良い!!
荒木飛呂彦の作品
