STEEL BALL RUN vol.9―ジョジョの奇妙な冒険Part7 (9) (ジャンプコミックス)
- 集英社 (2006年9月4日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088741475
感想・レビュー・書評
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夫が大統領に利用されていることを知った夫人のルーシー。政府施設に侵入し、遺体の場所を示すメモを盗み出すも絶体絶命に。ギリギリのところで彼女を助けに来た思わぬ人物とは?!
どこまでも夫のことを思うルーシーがいいよね。自分が捕まって殺される恐怖よりも、夫を窮地へ追いやってしまうことを嘆くシーンはその強さもやさしさも伝わってきた。危機の中でも機転を利かせて助けを呼ぶところも見事。その後のやり取りも、夫への愛の深さ、その強い意志が目に光を与えていてカッコよかった。スタンド使いじゃないけど大活躍してくれるキャラって好き。
追手・ブラックモアはファンタジーの魔女が使いそうな能力なのに、使い方がエグくてまさに死神のよう。ルーシーを助けたあの人も返り討ちにしてしまう。「帰る所が欲しかっただけさ…旅に出たら帰る場所がな…」というセリフが切なかった。
遺体を回収し、ジョニィたちとの合流を目指すルーシー。一方で、ディオとプライドをかけたレースを挑むジャイロ。「『男の世界』にこそ…真の勝利はあると…」あえて相手に先に撃たせて、そこから自分の道、光を探し出す。相手を見るのではない。あくまで自分の道の先の光を見る。ジャイロは殻が破れたようにどんどん成長をし続けていていいよね。
そして、ジョニィたち、ルーシー、ブラックモアが集結!大雨という条件はブラックモアの能力を最大限に引き出す!しかし、それを超える熱量をぶつけるジャイロ。このバトルのビジュアルも見てて面白いよね。その後、ちょっと失礼しますよと言わんばかりに、ジョニィに滑り込む脊椎に笑ってしまう。めちゃくちゃ好かれてる(笑)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ブラックモア……強敵だった!
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7部だけで9巻なので基本構造は割愛。
盤外の解説で、本編と別の歴史線で描かれる歴史でらしいという解釈はしているが、それが本編で語られているわけでも無いように思える。
色々リセットして新しい解釈で表現されている気もするが、それらも説明されていない気がする。
一度リセットされた世界をファンなら解るだろう的に展開されてもどこまで従来の世界観で読んで良いのか解らず戸惑う。
歴史ある会社が、社員に何の説明も無く新展開事業を勝手に展開させるかのような印象。
ソレすら伏線なのだとしたら、嬉しいんだけどね…。 -
マウンテン・ティム良いな。ただ、14歳は若すぎる気もするが。そして、断るスティール夫人も良い。
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ジャイロがリンゴォの影響めちゃめちゃ受けてて笑う
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キャッチ・ザ・レインボーの見せ場でもあるため、1冊まるまる雨のシーン。より大きな力でないと、防ぎようがないし、ずっと描き続けなくてはいけないのが大変そう。謎の人物は敵か味方か。
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「男の世界」か厳しいな。
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ルーシーさんかっこいいしマウンテンティムもかっこいいしキャッチザレインボーの「『虹』を渡るように」もかっこいいし
通常の武器で致命傷負うスタンド使いってすごく珍しい気がする…敵でも最後まで戦い抜く姿勢にはちょっと惹かれます。 -
これまた表紙のジャイロがセクシー。
スティール夫人の逃亡戦がすごく手に汗握った。スタンドも特殊能力ももたない14歳少女がよくぞここまで!マウンテン・ティムもいいキャラだった。
冷静で論理的なジョニィに対し、ジャイロは向こう見ずで短気。けれど、あえて敵に先を譲ることで自分の道を見出す!ジャイロとヴァルキリーだけの「なじむ道」!
ライン取りのハナシはカーレースに通じるものがある。
「やれやれだぜ」
「オラァァッ」