黄泉からの声 妖怪ハンター (ヤングジャンプコミックス)

  • 集英社 (1994年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・マンガ (128ページ) / ISBN・EAN: 9784088750408

みんなの感想まとめ

神社にまつわる怪異や妖怪をテーマにした短編集は、ラブクラフト的な雰囲気が漂う作品で、読者を引き込む魅力に溢れています。特に「うつぼ舟の女」では、意外な展開やキャラクターの正体が明らかになり、心地良い驚...

感想・レビュー・書評

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  • まずは謎多き神社にまつわる怪異を収めたラブクラフト的傑作中編「うつぼ舟の女」から。
    その言動からチョイ役というか単なる殺され役と思われた雇われ神主の女房の意外な正体と意外すぎる展開に翻弄される心地好さ。
    欲深い人間の末路を描きつつ、最後のコマが最早神の一手な単話「蟻地獄」を挟んで、お菊伝説に記紀神話の菊理媛を絡めた中編連作「黄泉からの声」。
    警察に誘拐犯と疑われ、「そんな長い髪型をしてるからよ」と笑う美加に「私の髪は二十年前からこうだ!」と稗田氏。
    この話が1993年で初登場が1974年なので大体合ってる。

    他にも「ねえ稗田先生って沢田研二にちょっと似てない?」「ジュリーに似てるって噂ですよ」(「蟻地獄」より)と何かとジュリーに寄せてきているが、自分のイメージは完全に若かりし頃の武田鉄矢の坂本金八なのだが。
    まあそれくらい当時はロン毛が珍しかったわけで。
    今でもセンター分けのロン毛はそんなにいないか。
    鈴木Q太郎くらいか。
    てかハイキングウォーキングどこ行った。
    (追記。読書メーター内コメントより抜粋→稗田礼二郎をジュリーこと沢田研二が演じて映画化されたことを受け、作中の女子大生から沢田研二、ジュリーに似てるって言われませんかと聞かれる楽屋オチが二カ所)

    あと、当時のヤングジャンプコミックスの顔触れが懐かしいのなんの。
    ハッピーピープルにY氏の隣人、えっちの仙道ますみは最近までリベンジH描いてたなあ。
    おっとり捜査にマイホームみらので悶死。
    野部利雄の妖精大戦ノアは辛うじて憶えてるけど、きたがわ翔のホットマンは全く記憶になし。
    BBフィッシュの次作?
    サラリーマン金太郎はさすがに完結したと思うが(未確認)、高校鉄拳伝タフは未だ週プレで続編やってるのが凄い。
    キー坊もロン毛になる時代よ。

  • 『うつぼ舟の女』では、以降にもたまに登場する大島潮、小島渚が登場。「七ツ石」は「七人みさき」にも通じる。「契流し」という儀式。人の罪や穢れを形代になすりつけて流す。それが流れ着く先は……。
    『黄泉からの声』での「ずいずいずっころばし」から「皿屋敷」につなげて、「於岩稲荷」まで辿り着くドキドキ感がたまらない。天木美加も再び登場。

    収録されているのは以下のエピソード。

    うつぼ舟の女
    蟻地獄
    黄泉からの声
     第一章 井戸のまわりで
     第二章 黄泉からの声

  • 引き続き・・諸星大二郎氏の作品『黄泉からの声―妖怪ハンター(1994)』を読了。 タイトル作”黄泉からの声”も良いですが・・・”うつぼの舟の女”が・・マジで怖すぎる・・・・「妖怪ハンター」シリーズは本当に面白い。 これからもマイペースに読んでいきたいシリーズです。今作も・・もちろん傑作。

  • 105 桜上水ブコフ

  • おもろい

  • 「うつぼ舟」くらいしか印象に残ってないなあ

    「黄泉からの声」はちょっと狙いすぎて煮詰め切れなかった感

  • 妖怪ハンター稗田礼次郎シリーズ第3弾。「うつぼ舟」「黄泉からの声」がお気に入り。

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著者プロフィール

諸星 大二郎(もろほし・だいじろう):1949年生まれ、東京都出身。70年に『COM』掲載の「ジュン子・恐喝」でデビュー。74年に「生物都市」で第7回手塚賞を受賞し、商業誌活動を始める。代表作に『稗田礼二郎(妖怪ハンター)シリーズ』『暗黒神話』『マッドメン』『栞と紙魚子シリーズ』などがある。92年に『ぼくとフリオと校庭で』『異界録』で第21回日本漫画家協会賞優秀賞、2000年に『西遊妖猿伝』で第4回手塚治虫文化賞マンガ大賞、14年に『瓜子姫の夜・シンデレラの朝』で第64回芸術選奨文部科学大臣賞、18年に『諸星大二郎劇場 第1集 雨の日はお化けがいるから』で第47回日本漫画家協会賞大賞(コミック部門)を受賞。画業55周年となる2026年、『諸星大二郎短編集成』全12巻の刊行が開始。

「2026年 『諸星大二郎自選短篇集 幻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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