風が強く吹いている 6 (ヤングジャンプコミックス)

  • 集英社
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本棚登録 : 157
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088777559

感想・レビュー・書評

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  • 「風が強く吹いている」コミカライズ版が完結してしまいました……。本当に、ほんっとうに素晴らしかった!! 私はいままで、コミカライズを面白いとおもったことなんか1度もなくて、だからこれも、どうせコミカライズだし、と手を出すのをやめていたんですが、買ってよかったと、読んで良かったと、こんなに思ったことはなかったです。どうせ、と思って読まなかったら、絶対に後悔したにちがいないもん。ただただ、素晴らしい。海野そら太さんのコミカライズ能力の高さに感服いたしました。素晴らしい物語に仕上げてくださって、本当にありがとうございました。

    そして、何度も何度も原作を読んで、結末をわかっているのに、それなのに、大号泣してしまった。襷リレー、ハイジさんのゴール、大学名を告げられた瞬間、それからは涙が止まらなくて、読めなかった。本当に本当に、涙があふれて止まらなかった。

    この物語に出会えてよかった。ずっとずっと、忘れられない物語です。ある意味、もしかしたら原作を超えているかもしれないです。もうだいすき。傑作です。ぜひぜひ、おススメです。

    「やおい」の話を入れるの忘れてた。最終巻だけは、わりと女性向けな感じの場面があるので、気になる方は確認してみてください(笑)。期待は裏切られないかと! もちろん、「やおい」的な意味で、でございます。

  • 原作が大好きで、期待半分不安半分で読み始めた漫画版。読み始めてすぐ、不安は吹っ飛んだ。各キャラクターの造形が違和感なく、いきいき動いている。
    それぞれの葛藤や不安も丁寧に描かれていて、読み応えがある。ストーリーは何度も読んで知っているのに、毎巻泣かされてしまう。期待以上だったのは、東京体育大学の面々の描写。走への劣等感を抱きつつ、走り続ける榊(原作とだいぶ違って、憎めない、かわいらしいヤツになっている)、前年ブレーキになってしまったエース、選手をあきらめて裏方としてチームにつくす主務、一般で入ってきて生き残った主将・・・。
    海野そら太さんが漫画化してくれて、本当によかったと思う。

  • ■書名

    書名:風が強く吹いている 6
    著者:海野 そら太
    原著:三浦 しをん

    ■概要

    7区・ニコチャン先輩の大健闘で再度、東体大に近づいた寛政大!! し
    かし、ハイジの故障を知った仲間達は…!? 波乱の箱根駅伝…カケル、
    ハイジ、アオタケ皆で走り抜くッ!!
    10の魂を一つにつなぐ物語。最終巻。
    (From amazon)

    ■感想

    最終巻です。

    なかなか売っていなかったのですが、レンタルコミックにあったので
    読む事が出来ました。
    (なかなか、流通していない(マイナー漫画)にも関わらず、よくレ
    ンタルコミックのラインナップにいれたな~とこの決断をした人を
    尊敬しました。)

    ニコチャン先輩から、カケル、ハイジの走りが描かれています。

    小説版を読んでいないので比較は出来ませんが、寛政大だけでは
    なくライバル選手の心理描写についても丁寧に描かれており、非常
    に楽しく読む事ができました。

    誰が、良い悪いではなく、みんあ、それぞれの考えを持って駅伝に
    挑んでいるという、当たり前の事実を思いださせてくれました。

    漫画版を先に読んでしまいましたが、小説版も購入していながら
    未読の状態になっていましたので、近いうちに読んでみたいと思い
    ます。

    久しぶりに、楽しい青春漫画をありがとうございます。

  • 原作に勝るとも劣らない。走る男たち、カッコいいなぁ。原作読み終えた時と同じように、「箱根駅伝、見なくちゃ」と思うのでした。

  • 2019年100冊目、小説を再読
    走ることは生きること
    生きることは走ることに似ている
    私も強く、強くなりたい

    この本は描写が綺麗だ
    その時その時の登場人物の気持ちとリンクするような風景描写、大変に圧巻だし、とてもキレイ

  • 2015.1

  • とにかくいい話だった!箱根が熱い!あまり駅伝というものに興味がなかったのですがこれからは見ることになりそうです・・・!

    元になった小説版は読んでいないのですが、読みたくなりました。
    小説の漫画版と聞いて正直あまり期待はしていなかったのですが、読み終わった今ではそんなことは考えられません。ストーリーの見せ方の素晴らしさやスピード感の表現、なにより「走っている」時に感じることのできる風。まさに漫画という媒体の良さを最大限に引き出した作品だったと思います。
    スポーツ物は必ず勝者と敗者に分けられます。その事実に胸が揺れ動かされました。

    そしてキャラの良さといったら!アオタケのみんなのエピソード一つ一つに感動しました!もうみんな大好きです!!青春やばい。
    個人的に神童くんの話が一番心にきました・・・。
    他校の生徒たちのエピソードが組み込まれているのもとても良かった!おかげで感情移入がすごかったです。
    それとハイジと走くんには泣かせられました。

    とにかく言いたいことは、駅伝を走り抜けたアオタケ荘の人たち、他校の人たち、カケル、そしてハイジのかっこよさが半端なかった!!
    最終巻はずっとドキドキしっぱなしでした。本当に良かったと思えるラストだった!

  • 原作も大概やおいで「これ以上のやおいはそうそうねぇな」って思ってたんだけどコミカライズも原作と同じくらいやおいだった。襷渡すシーン、完全にキスしてるだろこれ。いい話だしいいやおいだし本当……最高ですね……。

  • 原作に書かれていないこともあり、違うところもあり、でもそれがとても良かった。

  • ハイジさんに面倒見てもらいたい!
    神童さんが好きです。

    とまあ諸々ありますが、小説版では触れられなかった事も描かれていたり、逆に小説版にはあったのに物足りないな、と言う感じを抱く部分があったり。
    公式裏話みたいな感じでしょうかね。感覚的には。
    キングが設定自体が大幅に変わっている事が何より残念だったかなー。
    あと榊くんがすごい可愛くなってました。あれはいやされる!

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