アド・アストラ 1 ―スキピオとハンニバル― (ヤングジャンプコミックス)

  • 集英社
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本棚登録 : 419
感想 : 39
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088792071

感想・レビュー・書評

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  • 全13巻、購読しました。世界史で習ったハンニバル、スキピオ、ポエニ戦争については、ハンニバルがスキピオに敗れた程度の理解でしたが、とても関心があったので楽しく読むことができました。
    戦闘の天才ハンニバルに対して、秀才スキピオが相手の戦術を逆に利用し勝利を収めていくという展開は、とても読みごたえがありました。魅力的な登場人物も多く、その名でも偉大な兄を持つマゴには共感し、尊敬する兄に認められての最後だったので、少し救われた気持ちになりました。
    結末が決まっている話をこれだけ魅力的に作れる作者の力量は本物だと思うので、次の作品も楽しみにしたいです。

  • とても楽しかった。ローマ史ももっと読んでみようかなと思えた。
    けど、誰かが書いていたとおり、ハンニバルでドラマチックなのは前半(カンナエまで)で、その後は尻すぼみ。結果を知ってて読む以上、あ、さっきのがピークだな、もうずっとスキピオのターンのままザマまで行くなってのはわかってしまう。それ自体は史実である以上どうしようもない。後半のハンニバルの無力感と意地のせめぎあいみたいな部分はもっと描けるのかもしれない。

    地味にマンガのいいところは、このBC200頃の武器や衣服、食器や建築、社会と文化がイメージできるようになるところ。正しいといいんだけど。。ガリア人は全然未開、騎兵は木の槍、砲撃系は結構石投げにウェイトあり、アンフォラは口飲みでOK、とか。

    まとめ
    象を戦いに使うのはやめましょう

    孟獲(400年後)「え?いやいや俺は使ってないよ。三國無双とかでは乗ったけどね。南蛮感がもうちょい欲しいって言われて。演出ですよあんなもんは。。。までも、、ほんのちょっとは乗ってたかもわからんな。どっちみち負けたけどな。あこれ言ったらあかんよ秘密やから。嫁に怒られるから。」

  • 2012-8-20

  • ~12巻
    好きな設定の話なのだが、いまいち盛り上がりに欠ける。ちょっと笑いが欲しいかな。

  • 読了。ローマ人の物語を思いだし、イメージがしっかり浸透した。2巻は買うかもしれない。

  • マンガ

  • ハンニバルを軸としたローマ戦記。
    馴染みが無い時代だが読み込めばもっと楽しめると思います。

  • 現在1~6巻刊行
    B.C241、紀元前3世紀。第一回ポエニ戦争から始まる
    共和制ローマとカルタゴの物語。
    「紀元前3世紀、台頭著しい共和政ローマを恐怖の底に突き落とした男がいた。ハンニバル・バルカ── ローマ史上最大の敵となった怪物と、彼からローマを守った英雄プブリウス・コルネリウス・スキピオ。同時代を生きた二人の戦いが、今幕を開ける!!」


    感想・堅めの絵柄かな?と思ったけど、ところどころほんわかしたギャグもありw
    人物の描き分けも(おじさんはちょっとごっちゃになるけど)よくて読みやすい。
    戦闘・戦術の場面が多くやや男子向け?




    1~3読了

  • カルタゴとハンニバルが好きなので購入。実際の所の史実はもうほとんど忘れてしまったので、とんでも設定や、おかしい描写があってもわからないw

    アルプス越えがクライマックスかと思っていたので、一巻であっという間にアルプス越えてしまって、ちょっと拍子抜け。

  • ハンニバルとスキピオの両雄のドラマだと読者に印象付けて1巻が終わる。絵が硬いというか動的な感じが欠けた構成になっている。ローマもの好きなので次に期待。

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