- Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088795614
作品紹介・あらすじ
「全く見た事のないものと出会う時、人間は人間ではいられない。」
無数のテラフォーマーの猛攻を受けるドイツ・南米第5班。奮闘する班長アドルフだが、戦況は絶望的に悪化してゆく…!! さらに、小町小吉率いる日米合同第1班は「あの」能力を持つ敵と遭遇…。男達の戦う姿、熱き生き様が刻まれた白熱の第5巻!
感想・レビュー・書評
-
表紙にアドルフ!
人間側も確実にレベル上げてるのにせせらぎの進化が、、、AEDとか出てきますからね。
あのギリシャのチャラ男がどう戦うのか今後の展開が気になります。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
テラフォーマーの猛攻を受けるドイツ・南米第5班。班長アドルフは電気ウナギの能力で奮闘するが…。一方、日米合同第1班にも思わぬ力を持つ敵が襲い掛かる。アドルフかこいい。荒削りな作品だが、とりあえず今巻、世界一かっこよく電気ウナギを描いた実力は評価できるわ。
-
アドルフ!
と声を上げたいほどの熾烈な闘いと終焉。
哀しき一人の戦士。
何より固いもの。
色々見所はあったが、今回はアドルフの巻である、と言わざるを得ない。
さてそんな激動の中、もう一方ではすでに決死の闘いの火蓋が切って落とされていた。
激しい闘い。熾烈で命を加速度的に摩耗させていく闘い。
さあ次巻は、その闘いに決着が着くのか?
そして何やら異質な行動をしている彼らはこの物語の核にとうとう触れていくのか?
次巻も目が離せない。
で、最後にやはりもう一つ。
アドルフの巻! -
しかし、こんなにどんどん人が死んで……。無事に地球に帰還できるのか?つーか、ゴキブリで何をしようとしてるんだ。ゴキブリで何かしようと企んだ奴は誰だ。そしてゴキブリがだんだんヤンキー化しているような気がする。遠い火星でゴキブリに惨殺って嫌な死に方。あとストーリーの鍵を握っているのは蛭間くんのような気がする。というか願望。
-
マーズランキング2位 ”デンキウナギ” アドルフ・ラインハルト
彼の人生がどんなに辛く哀しくても
国に、妻に、利用されようとも
彼を頼りにする仲間のため
その能力を、その身体を、その感情を、その生命を捧げる姿は
まさしく ”雷神” -
ハイテンション未来型SFバトル漫画の新境地。五巻目。
連載時にも言われていたが、ある意味ここでクライマックスを迎える。
主人公では無い者が場を盛り上げ、ヒーローとなり、そして殉死する。
その盛り上げ方が背景も含めて尋常でないくらいドラマティックに仕込んであり、その死にあたって思わずうるっと来てしまう事必至。
その後の引っ張り方もお見事。
ただ、やっぱり大盛り上がりの波状攻撃に多少マンネリ感を感じなくもない。
そういう意味で、謎解きサイドの話もちゃんと深くなっていって欲しい。 -
自分がもつものに自信が持てず、信じきれなかった男の最後が描かれた5巻。
アドルフが得たもの。彼は4巻の襲撃直後のシーンで人間の弱さを説いています。弱い者は自分の大事な物を失うことを恐れる。だが弱いからこそ持てるものもある。弱さゆえの後悔も、家族を護りたいと思う心も、全ては弱さゆえに得たもの。他の班長とは違った、人間らしい悩みを彼は持っていました。人間が人間たらしめるものを描く上で今回の話は重要だったと思います。
ただ、そこまでやって人間の誇りをみせても蹂躙していくゴキブリ達。次に対するは、火星に後悔を残した男小町小吉率いる日米合同第一班。スズメバチ、アシダカグモ、ツバメとなかなか少年誌らしいラインナップでバッタバタとゴキブリ倒しますが、はてさて結果はどうなるか。調子に乗ったゴキブリ如きぶっ倒して欲しいです。 -
また、最初から読み直さないとわからなくなっていました。今回は戦闘シーンが中心で、謎は謎のままでした。