かげきしょうじょ! 1 (ヤングジャンプコミックス)

著者 : 斉木久美子

• 集英社 (2013年5月10日発売)

作品紹介・あらすじ

百年の伝統を誇る超名門の「紅華歌劇団」。そこへ入団する人材を育成する音楽学校にオスカル様((C)「ベルサイユのばら」)に憧れる渡辺さらさが異例の合格。元気者のさらさと、国民的アイドルユニットJPX48の元メンバー・奈良田愛が夢に向かって走ります!! 『男子禁制』、『校則激厳』! 神戸を舞台に繰り広げられるキラキラデイズ。1巻です。

感想・レビュー・書評

[takanatsuさんの感想 · 2015年4月4日]

美しく聡明な女子しか入学できない紅華歌劇音楽学校。
彼女たちが目指すのは紅華歌劇団の舞台。
詳しいことは分からないけれど、宝塚がモデルなんだろうなと。
主人公の奈良田愛さんが所属していたアイドルグループJPX48は、AKB48がモデルなんだろう。

物語はまだまだこれからだけど、宝塚にもAKBにも特別な興味のない人間でも楽しめた。
なにしろ渡辺さらささんがいい。
あの朗らかさが眩い。
こういう女の子大好きなんです。（自分にないものに憧れてるわけですが）
主人公の奈良田愛さんも気になる存在。
クールビューティーってやつですね。
夢を叶える物語なのだろうし、女子の友情物語でもあるのだろうし、はたまた女の園のおそろしさも描かれそうだ。
女の戦いがあまりにも醜くならなければ（1巻の感じだと大丈夫）最後まで読みたい。

[幸音さんの感想 · 2013年5月11日]

天真爛漫でオタクでちょっとあほの子なさらさ。人気アイドルグループを辞めさせられ何事にも無関心な愛。２人が入学したのは、超名門の紅華歌劇音楽学校。
こういう女子の中の競争やヒエラルキーが大好物なので、買ってよかった。ストーリーも面白かったし、キャラも各々個性的で楽しめた。同級生との競争だけでなく、先輩方とは姉妹制度のような関係で上下関係にも注目。
さらさは歌舞伎に関係してそうだけど、まだまだ分からないことの方が多い。
自衛隊員の穴井一尉が可愛らしい。
こんなに女子の世界を描いてるのに男性誌での連載ということに驚き。

[ズゴッ子さんの感想 · 2013年6月13日]

ヅカに歌舞伎に昭和の少女漫画に平成アニメ。てんこ盛り。歌劇団学校の内部が興味深い。

[castagnaさんの感想 · 2013年6月2日]

紅華歌劇団って・・・もうもろに宝塚がモデルなんですけれど、
登場人物の設定が面白い
続きが楽しみだ！

元JPXの奈良田愛（母は女優の奈良田君子）
長身で祖父と二人暮らしだった渡辺さらさ、
三代つづいて紅華歌劇団入りの星野薫
杉本紗和
双子の沢田千夏、千秋

[マンガタリ編集部さんの感想 · 2019年5月31日]

白泉社版からのさかのぼり。「別の話」かと思いきや、
ここから白泉社版へしっかり続き物だったのですね！
白泉社版では唐突感のあった雰囲気や、
各キャラクターの背景などがわかって、より面白くなりましたw。

[quatorzeさんの感想 · 2018年3月20日]

面白かった。さらさのキャラが濃い。愛ちゃんも負けずに濃い。次を読みたくなるストーリー。

[もゆさんの感想 · 2015年12月26日]

超名門の紅華歌劇団の音楽学校の話(宝塚がモデル)。でかくて元気なさらさと元アイドル愛(男性恐怖症)。さらさの夢はオスカル様！まっすぐ過ぎて反感を買う… 女ばっかりの世界って感じだ。心を閉ざしているとはいえ、「友達じゃないよ」ってきついわ…

[Merci.さんの感想 · 2015年12月19日]

歌劇(宝塚)と歌舞伎とアイドル
同じ、舞台でスポットライトを浴びるお仕事だけれど、それぞれ違いが上手くストーリーに絡んできて、
なるほど！って感じでとても面白いです。

あと、女の子たちがかわいい！
もうすでにスターみたいにきらきらして堂々とした子にも欠点があったり、
気弱で自信がなくてあまりぱっとしないように見える子にも凄い才能があったり。
あ～思春期。といった感想。
スール制度みたいなものも若干あったり。

白泉社の1巻が集英社版の続きになっているんですね。

とにかく続きが気になります。

[mikiyabuchiさんの感想 · 2015年12月7日]

「紅華歌劇団」へ入団を目指す、音楽学校の生徒たちのおはなしです。
構成・絵柄ともにスッキリとしていて読みやすく、面白いのですが、どの層を狙っている作品なのかいまひとつわからない、のが正直なところでした。
主人公の愛とさらさは特に歌劇の世界に思い入れある人物ではなく、目指す「紅華歌劇団」についても細かく語られることはありません。
また、愛は元アイドルという設定ですが、所属していたグループへの描写が丁寧とはいえず、アイドルファンとしては読んでいて残念でした。
熱量のある作品を求める方ではなく、ゆるく楽しめる方向けの作品です。

[wahhamさんの感想 · 2014年11月8日]

今一番たのしみマンガできました。