World 4u_ (1) (ジャンプC+)

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  • 集英社 (2015年3月4日発売)
3.69
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本棚登録 : 78
感想 : 8
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Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ) / ISBN・EAN: 9784088803135

作品紹介・あらすじ

町の奇妙な噂、不可解な体験談、デタラメな作り話…数々の都市伝説が集まる謎のサイト「4u」。管理人・田島が誘う物語を貴方は垣間見る!! 週刊少年ジャンプを始め各誌で話題となった現代ホラーここに開幕…!!

感想・レビュー・書評

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  • 初掲載は2003年、そこから10年がかりで回を重ねてついに書籍化したという経緯にまず驚き。
    都市伝説・妖怪伝承などをベースに現代劇風アレンジをした短編集。

    田島圭吾は各話に顔を出すが基本的に筋には干渉しない、ストーリーテラー的立ち位置。
    ちょくちょく冒頭で「お久しぶりです」と挨拶するのは上記理由による。

    lore3.あゆみちゃんが一番かわいそう。
    lore9.猛烈な頭突きで襲いかかってくる幽霊がちょっとシュール。

    どの話もオーソドックスで不足はないのだが、新鮮味・この作品ならではの点は感じられなかった。



    1刷
    2021.9.2

  •  あの『P2!』を描いていた江尻立真先生の、都市伝説その他諸々いわゆる『怖いうわさ』をまとめたもの。不定期で発表していたそうです。
     絵柄が絵柄だけにおどろおどろしさといったものが感じにくく、怖くて読めない、ということがないのがいいかんじ。でもぞわっとする怖さもある。作品によってですからすべてが「後味悪ぅ……」というものでもない。この塩梅が良いと思います。

  • 町の奇妙な噂、不可解な体験談、デタラメな作り話…数々の都市伝説が集まる謎のサイト「4u」。
    管理人・田島が誘う物語をあなたは垣間見る。
    ジャンプを始め各誌で話題となった現代ホラーここに開幕!

    ホラー短編集。都市伝説を集めたサイトの管理人である田島という少年を語り部に据えた、世にも奇妙な物語的な内容。
    個人的にはホラーとして知ってるものがほとんどで、絵柄も相まって別に怖いとは思わなかった。
    もう少しホラー漫画らしくおどろおどろしい雰囲気が出てればよかったかも。
    砂嵐、足売りババァ、闇底からの声が話としては面白かった。

  • これは素敵なホラー。見所は色々ありますが、何よりプロットが秀逸ですね。

    怪談・ホラーの短編を集めた作品になりますが、それぞれが短いながらも状況説明とキャラ設定が分かりやすく描かれ、更にどんでん返しもピリリと効いている。実にテンポよく、かつ軽くゾッとする1冊になっています。
    また、絵柄が可愛いながらもしっかりとした線で描かれているのもポイント。物語に入り込みやすく、かつ怖さが際立つ効果が。

    個人的には「むじな坂」と「足売りばばあ」がいいですね。ひっくり返し方が好き。もちろん他の短編も好きですけども。

    そして主税がロリ可愛いw

  • 都市伝説懐かしいなぁ。
    怖い話ばっかりのなか、足売りババァがいい話でびっくりした・・・。
    紅茶キノコって初めて知った。

  • 待ちに待ったよW4U。
    時代は変われど、手を変え品を変え姿を変えて、語り継がれる都市伝説。
    それを語ること自体が、都市伝説という妖の存在意義なんでしょうね。

    存在証明=語り継がれること。

    不思議で怪しくて、笑いも哀しみも怖さも理不尽さも持ち合わせる都市伝説。
    いやー、好きですねぇ。

  • かわいらしい絵と裏腹に内容はホラーそのもの。都市伝説をネタにしているとはいえ、オチまでの完成度が高いため背筋がひやりとすることもある、かも。

  • 傑作ピンポン漫画、P2!の江尻立真さんが、10年前から不定期で発表していた都市伝説を扱った、ホラーな漫画の単行本。発表時期が違うので、絵柄の発展が見えて良いですね。
    アウターゾーンチックなコワイ話だけど、いい話の振り方もっぽい。1と銘打っているので、是非2も読みたいです。

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